詩を読む
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大手拓次の「やけた鍵」を読みました。詩集『藍色の蟇』の一篇です。 青空文庫で読めます。→図書カード:藍色の蟇 底本は『世界の詩28大手拓次詩集』(1965年弥生書房・刊) 大手拓次は1912年(明治45年)群馬県生まれの詩人です。早稲田大学に在学中から詩作…
与謝野晶子の詩「書斎」を読みました。『与謝野晶子詩篇集』(実業之日本社1929年刊) より。青空文庫で読めます。→ 図書カード:晶子詩篇全集 与謝野晶子は878年(明治11年)大阪生まれの歌人、作家。20歳頃から雑誌に短歌を投稿しはじめ、歌会で与謝野鉄幹…
今年は今日、9月24日が旧暦8月15日、十五夜です。お月様の詩を探していて、行き当たったのが、この詩でした。 青空文庫で読めます →図書カード:十五夜お月さん 野口雨情は明治15年(1882年)生まれの詩人、童謡作詞家です。東京専門学校(現。早稲田大学)に…
三好達治の「大阿蘇」を読みました。『霾(ばい)/作品三巻壱号』(1932年)に掲載の一篇です。青空文庫で読めます →図書カード:霾 底本は『三好達治全集第一巻』(1964年) 三好達治は1900年(明治33)年生まれの詩人、翻訳家、文芸評論家です。1922年に現在…
竹内浩三の詩「夜通し風がふいていた」を読みました。青空文庫で読めます →図書カード:夜通し風がふいていた 底本 『竹内浩三全作品集 日本がみえない』(藤原書店・2001年) 竹内浩三は1921年(大正10年)三重県生まれの詩人です。1940年に日本大学専門部映画…
三木清の「私の果樹園」を読みました。底本は『現代思想体系33』(筑摩書院・刊1966年)青空文庫で読めます →図書カード:私の果樹園 三木清は1897年兵庫県生まれの哲学者。京都帝国大学で哲学者の西田幾太郎に師事しました。大学在学中には友人達の影響で和…
高祖保の「独楽」を読みました。1947年没後に刊行された『高祖保詩集』に収録された未完詩集『独楽』の中の一篇です。 底本は『高祖保詩集』現代詩文庫、思潮社・刊(1988年)。青空文庫で読めます → 図書カード:独楽 高祖保は1910年岡山県生まれの詩人、歌人…
高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」を読みました。青空文庫で読めます →図書カード:ぼろぼろな駝鳥 底本は『近代詩の鑑賞』 さえら書房(1958年)です。 高村光太郎は日本の詩人、歌人であり、彫刻家、画家でもあります。1883年(明治16年)、彫刻家高村光雲の長…
森川義信の「あるるかんの死」を読みました。青空文庫で読みました→図書カード:あるるかんの死 底本は『増補 森川義信詩集』(国文社)991年刊。 森川義信は大正18年(1918,年)香川県生まれの詩人。中学時代から詩を書き、詩誌に投稿していました。昭和12年「…
河井醉茗の「春の詩集」を読みました。岩波文庫『醉茗詩抄』青空文庫で読めます。→図書カード:春の詩集 河井酔茗は、1874年(明治7年)大阪生まれの詩人です。詩集に『無限弓』『灯影』などがあります。口語自由詩を提唱して、「文庫」(少年文庫)の記者とし…
山村暮鳥作の「手ぶくろ」を読みました。底本は『日本児童文学大系』第14巻(ぽるぷ出版)、親本は昭和16年(1941年)『春の膿のうた』(教文館)です。青空文庫で読みました。→図書カード:手ぶくろ 山村暮鳥(1884-1924)は、群馬県生まれの詩人、児童文学者。神…
中原中也の「サーカス」を読みました。詩集『山羊の歌』の一篇です。青空文庫で読みました。→図書カード:山羊の歌 中原中也(1907-1937)は、日本の詩人。歌人。ランボオの詩の翻訳も手がけています。30歳で亡くなっています。
萩原朔太郎の「クリスマス」を読みました。 青空文庫で読めます。→図書カード:クリスマス 底本は『萩原朔太郎全集第三巻』(1977年筑摩書房) 幅藁朔太郎は1996年(明治19年)生まれの詩人。日本近代詩の父と言われています。 北原白秋の雑紙「朱樂」に詩を投稿…
岡本かの子の「山茶花」を読みました。 青空文庫で読めます。 →図書カード:山茶花 底本は『愛よ、愛』(1999年パサージュ叢書・メタローグ) 岡本かの子(1990-19939)は、日本の小説家、歌人、仏教研究家です。 少女の頃から和歌を詠んで新聞の文芸欄などに投…
中原中也の「頑是ない歌」を読みました。 詩集『在りし日の歌』(1938年・創元社)に掲載されている一篇です。 青空文庫で読みました。→図書カード:在りし日の歌 、底本は『中原中也詩集』(1981年・岩波文庫)です。 中原中也(1907-1937)は、日本の詩人。歌人…
竹下夢二の「わすれな草」を読みました。 絵入り小唄集『どんたく』の中の一篇です。青空文庫で読めます。→図書カード:どんたく 底本は、『どんたく』(1993年中公文庫)。初版発行は1913年(大正2年)『どんたく』(実業之日本社)です。 竹久夢二は、1884年(…
石垣りんの「家出のすすめ」を読みました。 『永遠の詩5 石垣りん』(小学館eBooks)掲載の一篇です。 石垣りんは、1920年(大正9年)生まれの詩人。幼い頃に実母を亡くし、その後3人の義母を持ち、生涯銀行員として家族を支えました。職場の機関誌に詩を発表…
村山槐多の「京都人の夜景色」を読みました。 初出は『槐多の歌へる』(1920年アルス社)。青空文庫で読みました。→図書カード:京都人の夜景色 底本は『ふるさと文学館第三十巻』(1933年ぎょうせい) 村山槐多(1896-1919)は 洋画家。1914年に日本美術院の研…
中原中也の「よごれちまった悲しみに」を読みました。 詩集『山羊の歌』に掲載されている一篇です。 『日本の名詩集第4集』 (電子ブック版)で読みました。青空文庫でも読めます →図書カード:山羊の歌 中原中也は1907年(明治40)年生まれの詩人。東京外国語…
桜間中庸の「港にはいる汽船」を読みました。 青空文庫で読めます →図書カード:港にはいる汽船 底本は『日光浴室 桜間中庸遺稿集』(1936年ボン書房) 桜間中庸(さくらまちゅうよう)は、1911年生まれの詩人。早稲田大学在学中に童謡研究会に所属して、友人と…
野口雨情の「證城寺の狸囃」(しょじょじのたぬきばやし)を読みました。 詩というよりは、コミカルで楽しい童謡でお馴染みですね。青空文庫で読めます。→図書カード:未刊童謡 野口雨情は1882年(明治15年)生まれの詩人、童謡作詞家。佐藤佐次郎の雑誌「金の…
宮沢賢治の「原体剣舞連」(はらたいけんばいれん)を読みました。 詩集『春と修羅』に掲載されている一篇で、青空文庫で読めます。→図書カード:『春と修羅』 底本は『宮沢賢治全集1』(ちくま文庫) 宮沢賢治(1896-1933)は岩手県生まれの詩人、児童文学者。…
梶井基次郎の「秘やかな楽しみ」を読みました。青空文庫で読めます。→図書カード:詩二つ 底本は『梶井基次郎全集 第一巻』(1986年ちくま文庫) 梶井基次郎は、1901年(明治34年)生まれの作家。詩情豊かな文章表現で20余り短編を残して、1932年(昭和7年)31…
北原白秋訳の「まさあぐうすハートのクイン」を読みました、。 青空文庫で読めます。→図書カード:まざあ・ぐうす マザーグース(Mother Goose)は、イギリスの伝承童謡で、子守歌や物語、ナンセンスな歌など古くから人々に親しまれ歌い継がれてきた童謡の総称…
土田耕平の「芝の芽」を読みました。 青空文庫で読めます。 →図書カード:芝の芽 底本は日本児童文学大系第九巻(1977年ぽるぷ出版)です。 土田耕平は、1895年(明治28年)生まれの歌人。童話作家。1911年に嶋木赤彦に師事して歌詩「アララギ」に投稿。編集にも…
土井晩翠の「星と花」を読みました。詩集『天地有情』(1899博文館)に掲載の一篇。 青空文庫で読めます。 →図書カード:天地有情 底本は、『明治文学全集58 土井晩翠、薄田泣菫 浦原有明集』(1967年年筑摩書房) 土井晩翠(どい ばんすい)は、1871年(明治4年)…
ボブ・ディランの「風に吹かれて」を読みました。正確には聴きました、ですね。 聴いたのは、AmazonのプライムMusicで、歌詞はこちらの2つのサイトさんで和訳されたものを読みました。→風に吹かれて Blowin' In The Wind:ボブ・ディラン/風に吹かれて / b…
北原白秋の「黒い子猫」を読みました。『おもひで 抒情小曲集』(1911年東雲堂書店)に掲載されている一篇です。青空文庫で読みました。→ 図書カード:思ひ出 北原白秋は1885年福岡県生まれの詩人、童謡作家、歌人です。雑誌「明星」「スバル」などに作品を発…
桜間中庸の「ほろほろりん」を読みました。 青空文庫で読めます。 →図書カード:ほろほろほろりん 底本は『日光浴室桜庭中庸遺稿集』(1936ボン書店) 桜間中庸は1911年、岡山県生まれの童謡詩人です。早稲田大学在学中に早世しています。
新川和江の「歌」を読みました。『新川和江詩集』(ハルキ文庫)の一篇です。 1983年から1999年に書いた「それから」という章に収められています。 新川和江は、1929年( 昭和4年)茨城県結城生まれの詩人。私の亡父の年齢と近く、同郷なので 、勝手に親しみを…