くきはの余生

60歳目前に患った卵巣がんと糖尿病についての覚え書き。これからの人生を心豊かに暮らすための活動記録

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古典を読む

御つぼねはきりつぼなり・桐壺4:源氏物語5

桐壺の4回目。今回はあまたいるお妃さまがたからのイジメの実情です。 帝の覚えめでたく、誰もかも魅了してしまうような光君を見て、我子こそが東宮(皇太子)にふさわしいと信じている弘徽殿の女御は面白いはずはありません。 帝の桐壺の更衣へのご寵愛はい…

平成から令和へ、新元号について感じたこと

平成(へいせい)から令和(れいわ)へ。2019年4月1日に、次代の年号が発表されました。 明治以降は一世一元、天皇の在位ごとに新しくなるので、今上陛下の譲位に伴って、皇太子殿下が即位される5月1日から、新しい元号がはじまります。

さきの世にも御ちぎりや深かりけむ・桐壺3:源氏物語4

桐壺の3回目。今回は光源氏の誕生の場面です。いよいよ主役登場です。 光君は、赤子の頃から美しく、成長してからも教養高く優雅で、誰もが見惚れてしまうような人物として描かれてはいるのですが、なんとなく、印象が弱い気がします。 普通、物語を読むと…

父の大納言はなくなりて・桐壺2:源氏物語3

桐壺の巻2回目。まだ冒頭の部分をのんびりと読んでいます。 前回は、身分社会の宮廷において、さほど身分が高くない更衣が、帝の寵愛を一身に受けていることで、後宮という職場でパワハラ、モラハラを受けている、とまあ、こんな状況でした。 今回は桐壺の…

いづれの御時にか・桐壺1:源氏物語2

先日宣言したように、源氏物語を原文で読み始めました。と言ってももちろん活字になったものですけれど、『源氏物語 現代語訳付き 全10巻合本版』玉上琢也・著 電子書籍版です。 10年計画なので(笑)途中で飽きてお休みする期間もあるとは思いますけれど、古…

10年かけて原文で源氏物語を読む計画:源氏物語1

昨年末あたりから、時折源氏物語の一節が頭に思い浮かぶようになりました。 「野分立ちて、にはかに肌寒きゆふぐれのころ、常よりも覚しいずること多くて、ゆげひの命婦といふを遣はす。夕月夜のをかしきほどに出で立てさせ給ひて、やがてながめおはします」…

「古事記」と「日本書紀」を読んだ感想

「古事記」を読み始めたのは3年ほど前のことです。もちろん原文ではなく、ビギナーズ向けの『現代語訳古事記』福永武彦・訳(河出文庫)電子書籍版。です。 最初は、読み始めてすぐ、「国産み」のあたりで、次々に出てくる神様の名前に恐れをなして投げ出し…