2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
梶井基次郎の「秘やかな楽しみ」を読みました。青空文庫で読めます。→図書カード:詩二つ 底本は『梶井基次郎全集 第一巻』(1986年ちくま文庫) 梶井基次郎は、1901年(明治34年)生まれの作家。詩情豊かな文章表現で20余り短編を残して、1932年(昭和7年)31…
北原白秋訳の「まさあぐうすハートのクイン」を読みました、。 青空文庫で読めます。→図書カード:まざあ・ぐうす マザーグース(Mother Goose)は、イギリスの伝承童謡で、子守歌や物語、ナンセンスな歌など古くから人々に親しまれ歌い継がれてきた童謡の総称…
若い頃はさほど感じなかったのですが、40歳を越えたあたりから、煙草の煙がつらくなって来ました。もともと、煙草は吸いませんので、喫煙者の煙が気になる方ではあるのですけれど、以前は多少は我慢ができていました。 ところが、最近はダメなんですよね、ほ…
今月もまた、パン教室に遊びに行って来ました。今日の一枚は、教室で焼いてきたパンです。 メニューは、1回分が、パタート、よもぎのブリオッシュ、よもぎあんパン、もう1回分が、バナナの食パンとアップルフラワーでした。
もう一度読みたい本。でも、おそらくもう読めない本です。栗本薫のヒロイックファンタジー小説『グイン・サーガ』(ハヤカワ文庫)のシリーズ。 1979年(昭和54年)にスタートして、2009年(平成21年)著者が膵臓がんで亡くなるまで書き続けられました。ご本人の著…
土田耕平の「芝の芽」を読みました。 青空文庫で読めます。 →図書カード:芝の芽 底本は日本児童文学大系第九巻(1977年ぽるぷ出版)です。 土田耕平は、1895年(明治28年)生まれの歌人。童話作家。1911年に嶋木赤彦に師事して歌詩「アララギ」に投稿。編集にも…
土井晩翠の「星と花」を読みました。詩集『天地有情』(1899博文館)に掲載の一篇。 青空文庫で読めます。 →図書カード:天地有情 底本は、『明治文学全集58 土井晩翠、薄田泣菫 浦原有明集』(1967年年筑摩書房) 土井晩翠(どい ばんすい)は、1871年(明治4年)…
映画「かもめ食堂」をオンデマンドで観ました。2005年制作、荻上直子監督、原作、群ようこです。 主演は、小林聡美、出演は、片桐はいり、もたいまさこ、他 先日、ドラマ「パンとスープと猫日和」を見て、昔みた「かもめ食堂」を思い出したので、もう一度見…
妹と月に1回のランチ、今月はガッツリ焼き肉を食べてきました。と言っても、高級なお店ではなくて、焼き肉バイキングのチェーン店「すたみな太郎」さんです。 妹が割り引き券をを持っていたのと、たまに子供たちを連れてくるらしく、ドリンクバー無料の会員…
昨日、ボブ・ディランの記事を書きましたが、所属している文芸同人誌の編集をしているSさんから、あの記事を雑誌に掲載してもいいかというお電話をいただきました。 えーっ? 当ブログのことは、知人には教えていなかったので、まさか訪問してくださってい…
ボブ・ディランの「風に吹かれて」を読みました。正確には聴きました、ですね。 聴いたのは、AmazonのプライムMusicで、歌詞はこちらの2つのサイトさんで和訳されたものを読みました。→風に吹かれて Blowin' In The Wind:ボブ・ディラン/風に吹かれて / b…
北原白秋の「黒い子猫」を読みました。『おもひで 抒情小曲集』(1911年東雲堂書店)に掲載されている一篇です。青空文庫で読みました。→ 図書カード:思ひ出 北原白秋は1885年福岡県生まれの詩人、童謡作家、歌人です。雑誌「明星」「スバル」などに作品を発…
ドラマ「パンとスープとネコ日和」をオンデマンドで観ました。 2013年松本佳奈監督作、全4話のドラマでWOWOで放送されました。原作は群ようこです。 原作の群ようこさんは、作家、エッセイスト。20代の頃、椎名誠氏、目黒弘二氏らが編集している「本の…
エイラ地上の旅人シリーズ3~4 を購入するまでの間、繋ぎに仁木英之・著『僕僕先生』(新潮社・刊)を電子ブックリーダーで再読しています。 繋ぎになんて言うと失礼かもしれませんが、あまり深刻でなくて気軽に読めるファンタジー小説です。 作者の仁木英之…
少し前のことになりますが、9月30日で、先代の飼い猫クロロが虹の橋を渡って1年でした。20年ものあいだずっと一緒に暮らしていたので、当時は寂しくて、喪失感が大きかったです。 最近のペットは長生きするようになったとは言っても、必ず飼い主よりは早く…
桜間中庸の「ほろほろりん」を読みました。 青空文庫で読めます。 →図書カード:ほろほろほろりん 底本は『日光浴室桜庭中庸遺稿集』(1936ボン書店) 桜間中庸は1911年、岡山県生まれの童謡詩人です。早稲田大学在学中に早世しています。
新川和江の「歌」を読みました。『新川和江詩集』(ハルキ文庫)の一篇です。 1983年から1999年に書いた「それから」という章に収められています。 新川和江は、1929年( 昭和4年)茨城県結城生まれの詩人。私の亡父の年齢と近く、同郷なので 、勝手に親しみを…
今日の一枚の写真はこちら。舞茸です。 入院した叔母へお見舞いをしたのですが、そのお返しとしていただきました。 近所の栽培農家から直接買ってってきてくれたようで、化粧箱に大きな株8つ入っていて、新鮮で美味しそうです。 舞茸は。煮ても焼いても、炒…
ジーン アウル作『ケープベアの一族(下)エイラ地上の旅人2』を読み終わりました。 もっと時間がかかるかと思っていたのですけれど、面白いので続きが気になって、睡眠時間を削りながら読んでいました。 これで、『ケープベアの一族』のお話は完結です。シリ…
まだ来年には早いですが、2017年の手帳を買いました。 以前は、人気の「ほぼ日手帳」など色々使ってきたのですが、主婦としては、あまり細かい予定を記録することがないので、数年前から月間スケジュールタイプの手帳を使うようになりました。 学研のステイ…
長田弘の「スラップスティック・バラード」を読みました。 『長田弘詩集』(ハルキ文庫)に掲載されている1篇。初出は『言葉殺人事件』(1977年晶文社)です。 長田弘は1939年福島生まれの詩人、児童文学家、文芸評論家です。 早稲田大学文学部在学中に詩誌「鳥…
桜間中庸の「金魚は青空を食べてふくらみ」を読みました。 青空文庫で読めます。→図書カード:〔金魚は青空を食べてふくらみ〕 底本は『桜間中庸遺稿集』(1936年ボン書房) 桜間中庸(さくらまちゅうよう)は、1911年生まれの詩人。早稲田大学在学中に童謡研究…