少し前のことになりますが、9月30日で、先代の飼い猫クロロが虹の橋を渡って1年でした。20年ものあいだずっと一緒に暮らしていたので、当時は寂しくて、喪失感が大きかったです。
最近のペットは長生きするようになったとは言っても、必ず飼い主よりは早く亡くなってしまいます。
大事なペットを失った時に陥る喪失感は「ペットロス症候群」という状態で、鬱や体調不良を引き起こしたりもします。今やペットは大切なパートナーで家族であるためなんですね。
症状が軽い人、重い人いますが、立ち直るまでには誰でも少しの時間を必要とします。
そんな時に、残された飼い主の心をいやしてくれる詩があります。
ネット上で拡散された作者不詳の散文詩で、言わば「千の風に乗って」のペット版と言った感じでしょうか。
「虹の橋」の詩は、英語で書かれていて2パターンあります。1つは愛されたペットと飼い主の詩で、もう一つは愛されなかったペットと人間の詩です。おそらくは、1つめの詩を読んだ誰かが書いたのではないかと想像します。
和訳の詩は下記サイトで読めます。
私も当時、何度も読みましたけれど、今読んでもまた少し目頭が熱くなってしまいます。
虹の橋のたもとにある草原は、先に旅だったペットとの待ち合わせの場所なのですね。
飼い主は命ある限りじゅうぶんに生きた後には、虹の橋へ行くことができる、そして、健康で幸せに待っていてくれた大好きなあの子と再会できるのです。
おとぎ話であるもしれませんが、そう思うことで、ペットロスで傷ついた心は、生きる希望と安らぎを得られるのです。