くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

卵巣がんの手術から3年経過しました:病気の話58

12月12日に3ヶ月ぶり、産婦人科外来に言ってきました。

いつも通りに血液検査をして腫瘍マーカーの数値を確認。今回もまた問題ないということでホッとしました。 

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 卵巣がんの手術をしたのが2017年の正月早々、4日でしたので、12月でまる3年になります。

過ぎてしまえばあっという間ですが、当時の事を色々と思い台と、ようやくここまで来られたという感じもします。

 

手術自体は全身麻酔だったので意識がありませんでしたけれど、その後回復して行く過程では、熱を出したりして多少辛いこともありました。

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でもそれよりも全6回の抗ガン治療の方がずっと大変だったように感じます。特に副作用からくる不快感が延々と続いて、自分の身体が自分でどうにもならないという状況に陥ったのははじめてでした。

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でもそれも、のど元過ぎれば……で、現在はほぼ通常生活ができています。

相変わらず今でも残っているのは、手足のしびれで、当初よりはかなり弱くはなっていますけれど、これは一生つきあう覚悟でいなくてはならないようです。

そのせいか足の裏が不安定で、未だに歩くのにバランスを崩しがちです。

なんと言っても、毒を身体に入れたわけですから、何もかも元通りというわけには行ききませんね。

 加齢のせいもあるのでしょうけれど、以前よりかなり体力が無いのは自覚しています。断捨離でも庭掃除でもそうですが、作業をしても持久力がなくて、すぐに腰が痛くなってしまって動けなくなります。

聞いたところに寄ると、お腹を切っていると、裏側の腰や背中が痛くなりやすいのだとか。そのせいなのかもしれませんが、腰を支える筋力が弱っている感じはしますね。

それから、副作用で抜けてしまった髪は、伸びてからまだ一度もカットしていないのですが、現在、肩甲骨くらいまでの長さになっています。

ヘアカラーをしていないので、いわゆるグレイヘアです。

ただ染めていないとどうしても更けて見えるので、カラフルなヘアゴムで髪をくくったり、赤やピンク色のカチューシャをつけてみたり、また、明るい色の服を着るようにするなどして、多少は年齢に抗ってみてはいます。

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とにもかくにも、また1年生き延びられました。手術後の経過観察は一応5年間なので、残りあと2年。

「がん患者の5年後の生存率」統計の数値を上げられるように頑張りたいと思います。(↛病気の話59へ)