くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

柚子と山茶花・淡々と時は過ぎていて

 今年は柿に蜜柑など、実のなる木はダメだったのですが、裏庭の隅っこにある柚子は台風被害にも耐えて、いつもほどではなくても、少し収穫できました。

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 我が家の柚子の木は、母が植えたのですが、正確には「ユズ」ではなくて、おそらく「ハナユズ」と呼ばれる種類だと思います。 

 

「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」と言いますけれど、柚子に実がなるまでには時間がかかるらしいのですが、確か母が植えたときに「早く実がなる柚子」だと言っていた記憶があります。

実は普通直径3cmくらい。年によっては5cmくらいに育つこともあります。

爽やかな柚子の香りはしますが、普通の柚子よりは香りが弱い気がします。

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収穫した実は、食べるよりもお風呂に入れることの方が多いです。寒い日に柚子風呂に入って温まるのがこの時期の楽しみなのです。

洗った柚子にナイフで切り込みを入れて、お風呂に5~10個くらい放り込むだけで、お風呂場いっぱいに爽やかな香りが広がって、幸せな気分になります。

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 今年もまた、山茶花が咲いています。今年も12月10日の父の命日は、過ぎてから「あっ!」と気づきましたが(汗)

山茶花の花を見ると、また一年が終わったのだなと、しみじみとした気分になります。

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それにしても、なんとなく日々を暮らして、気がつくと1年が過ぎています。

30代40代の頃は。無我夢中で毎日暮らして、気がつけば1年でしたけれど、余生を楽しんでいる身としては、この一年、いったい何をしていたのだろうと考えてしまいます。

コレと言って差し出せるモノがありません。

それでもまあ、淡々と時は過ぎていて、気がついたらこの世とのお別れという時が来ていたりするのかもしれません。それで良いのかもしれません。