ハードブレッドです。勝手に名前をつけましたが、カイザーゼンメルの生地で、見た目バゲット風に焼いたものです。
お砂糖、油脂、を入れていますし、内相(スライスした断面)を見ていただくとわかりますが、スダチ(編み目状に繋がっている穴)がそろっているのでフランスパンではありません。
フランスパン天板というのを買ったので、試し焼きしてみました。
実は、読者登録させていただいているブログで拝見して、使ってみたくなったのです。
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AMAZON さんで検索してみたところ、我が家のオーブンでは、大サイズのフランスパン天板は入らず、かといって小サイズだと短いということで困ったのですが、普通の天板の上に乗せて焼き型のようにすれば、なんとか使えそうだということで、小サイズを買ってみました。
生地を麺棒で伸ばして折り、細長いコッペ型に成型して、自然発酵します。
自然発酵というのは、フランスパンなど表面を固く仕上げるハード系のパンの時にします。
キャンバス布で波形を作って、その間に生地を入れて支え、乾燥しないようにして室温でじっくり発酵させます。
発酵が終わった生地を、フランスパン天板にのせて、クープ(切れ目)を入れます。
刃を寝かせて生地を削ぐようにサーッと入れるのですが、なかなかうまくいかなくて苦手です。
でも今回はまあまあ、珍しくレモン型に開いて焼き上がったので成功でしょうか。
フランスパン風の焼き方とは、下火が強い方がいいので、フランスパン天板を乗せる普通の天板は、あらかじめ300度で熱くしておきました。
また、蒸気注入機能のないオーブンなので、天板に小石をひろげて熱く焼いておき、そこにお湯をかけて蒸気を入れて焼きます。
面倒なやり方ですけれど、こうすることで、生地が上にグンと盛り上がって膨らんでくれます。
フラスパン天板はメッシュ状になっているので、火通りがよく、水分が良く跳んで、軽い焼き上がりになりました。
また波形の溝に生地を入れて焼くので、まっすぐに焼けるというのも便利だと思います。
私の苦手なフランスパンですが、苦手意識ばかりでは上手になれませんから、少しは練習しないといけないなと思いました。
次回はちゃんとフランスパンの生地で焼いてみようかなと思います。