自家製天然酵母で焼いたバタークッペ。バターの香りのコッペパンです。
今回は、生地を冷蔵庫に入れて、はじめて低温での長時間発酵を試してみました。
使ったのは、 レーズンとヨーグルトのインスタント天然酵母です。
お砂糖を入れない生地で、前回焼いた時塩味が強かったので、今回はお塩も少し減らしました。
夕方に生地を作ってから室温で4時間くらい発酵させた後、ガス抜きして冷蔵庫へ入れて低温発酵させました。
家庭の冷蔵庫は庫内温度10度くらいなので、酵母は極ゆっくり活動する状態です。翌朝まで約13時間冷蔵庫に入れてありました。
冷蔵庫から出してすぐは生地が冷えすぎているので、室温に置いて生地温が室温に近くなるのを待っていたら、それだけで更に4時間くらいかかりました。
冷蔵庫を使って発酵させるのははじめての経験なので、こんな感じでいいのでしょうか、よくわかりません。
朝に生地を作って発酵させても、焼き上がり時間は、あまり変わらないように思います。
でも、時間ではなくて、ゆっくり発酵させることで、うま味は増すのかもしれませんね。
その後、分割してベンチタイムも長くとってから成型。仕上げ発酵も2時間以上ゆっくり発酵させました。
仕上げ発酵後クープを入れて、クープの上にバターを乗せてから焼きました。
バターを乗せて焼くとクープが良くひらきます。
パンの表面がバターで揚げ焼きみたいな状態になるので、バリッと噛み応えのあります。
レーズンの甘味があるのでお砂糖が無くても噛むと甘味とうま味を感じて、我ながらおいしく焼き上がったと思います。