自家製天然酵母で焼いたスコーンです。
ベーキングパウダーのスコーンはたまに焼きますが、参考書にしている 佐原文枝・著『スープ・チーズ・おかずに合う天然酵母の食事パン』(大和書房)に、天然酵母での作り方があったので焼いてみました。
本のレシピでは、岩塩のような塩を振って、塩味のスコーンだったのですが、良さそうな塩が手に入らなかったので、けしの実と、黒ごまをトッピングしました。
粉・塩・砂糖に元種+卵を合わせます。今回はレーズンヨーグルト酵母を使いました。
角切りバターを入れて、カード(ドレッチ)でまとめてから、パイを作る要領で、切っては重ね、切っては重ねをします。
生地を2~3cm 厚みに伸ばして、抜き型で拭きます。
バットや保存容器に入れて、乾燥しないようにフタをして、冷蔵庫で2~3日低温発酵させます。
3日たっても、あまり膨らまず、見た目はほとんど変わりませんでした。
お好みでトッピングして焼きます。
見ためはスコーンらしくなりましたが、食べてみると、サクサクするベーキングバウダーのスコーンとはまったく別ものでした。
なんとも表現しにくいのですが、やはり、固めのパンという感じでしょうか。
でも、噛みしめると、とてもうま味があります。このうま味は、普通のパンでも感じますが、天然酵母ならではのものかもしれません。