伯母、 (母の実姉)が亡くなって、四九日が近づいた7月27日に、納骨式に参列してきました。
子供の頃から実の母親のように可愛がってもらっていたので、亡くなってしまったのがいまでも信じられません。
伯母の長男は、遠くで仕事をしているため、長く老夫婦で暮らし、伯父が亡くなった後は、一人暮らしをしていました。
息子が定年で戻って来るまでは、と願っていたのですが、も仕事の都合で定年が過ぎて戻ってくることはできす、それでも息子夫婦と暮らすことを楽しみに頑張っていました。
運動のためと言って、畑で野菜を作るのが好きで、いつも大量の野菜を持たせてくれるので、我が家の家計にもかなり貢献してもらっていました。
数ヶ月ほどは、母と同じ老健施設に入っていたので、何度か、母と伯母とおしゃべりする機会もあったのですが、その後体調を崩して、息子の家の近くの病へ入院したため、最後はお見舞いにも行けませんでした。
でも、生前のおしゃべりで明るい表情だけが記憶にあるというのは、ある意味良かったのかもしれません。
家族の希望により、お葬式はせずに、納骨式だけをするとのことで、夫と妹と3人で参列しました。
田舎ではまだ珍しいやり方なので、戸惑いましたけれど、お葬式は残された人の気持ちをおさめるためにする意味合いが強いと思うので、シンプルに身近な人達だけで見送るというのも良い形なのかもしれませんね。
納骨式は、お墓にお骨を収めた後、お坊さんがお経を上げて、参列者8人がお線香を上げて終わりました。
その後は場所を変えて、お昼ご飯をごちそうになりました。
そのお店は、自腹ではなかなか食べに行けない、高級なお寿司屋さんだったので、実はひそかに楽しみにしていたのです。
地元でとれたブランド野菜を使ったお料理で、どれを食べても上品で美味しかったです。
メニュー表を見ると、マグロのお寿司が一貫1200円とか書いてありました。おそらく銀座相場です。
私の住んでいるところでは、お寿司一人前が1000円くらいですから、おそらくもう2度と食べに行くことはないだろうお店の味を堪能させていただけて、伯母に感謝です。
実は、故人の実妹である母には、姉が亡くなったことをまだ話していません。
納骨式の翌日に、母に面会に行ったのですが、母の無邪気で楽しそうにおしゃべりする姿を見て、とても話すことが出来ませんでした。
認知症も少しずつ進んできてしまい、おそらく聞いても覚えていられないと思うので、あえて教えなくてもいいのかなと思っています。