くきはの余生

60歳目前に患った卵巣がんと糖尿病についての覚え書き。これからの人生を心豊かに暮らすための活動記録

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ぼたもち:わらじを履いて地獄の針山を昇る

夫の父親が亡くなって、先日四十九日法要が営まれました。私はまだ長時間座っている体力がないということで、失礼してしまったのですが、夫は当然のことながら参列しました。  

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いただいてきたのが、これ。「棚からぼたもち」の、あのぼた餅です。

蒸した餅米の上にこし餡を乗せたもの。お握りにして餡をくるむと「おはぎ」です。

ぼたもちは、「牡丹餅」から来ているそうですが、秋のお彼岸には「おはぎ」で、春のお彼岸は「ぼたもち」と呼ぶという説もあるようです。 

  

私の住んでいる地域では、四十九日に作ります。最近では会食の会場やお菓子屋さんが用意することが一般的になりましたが、少し前までは自宅で作ったものです。

なぜ、四十九日にぼた餅かと言うと、確か亡くなってから三十五日のことだと記憶しているのですが、あの世で針の山を登って行く時に、足が痛むだろうからと、ぼた餅をわらじの間に挟んでお墓にお供えする習慣がありました。

それがいつの間にか、四十九日の法要の時にほた餅をお供えして、参列者にも振る舞うという習慣に変わって来たようです。  

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 ぼた餅は、不幸の時だけでなく、お祝いの時にも作る習慣があります。

関東だけの習慣だと聞きますが、赤ちゃんが生まれて3日目に「三つめのぼた餅」と言って、実家や親戚が作ります。

赤ちゃんが生まれたお祝いと、お母さんの出産後の体力回復のためでした。

私の地方では、餡は小豆ではなくて、大角豆(ささげ)で作ります。赤飯に入れる豆も大角豆のことが多いです。

小豆は煮ると割れやすいので「腹割れ」と言って嫌ったということらしいです。また。小豆は体が冷えると言われて、特に三つめのぼた餅には、小豆は使わないのが原則でした。

本音を言えば、私は小豆の餡の方が好きですし、小豆の赤飯の方が美味しいと思いますけれど(笑)

でも今の私は、血糖値コントロールのためにぼた餅は危険食品。残念ですが、今回は、亡くなった義父を偲んでほんのひと口だけいただきました。  

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