6月11日に眼科病院へ行って来ました。
これまで定期的に通っていた大学病院の眼科は卒業できたのですが、時々自宅近くの開業医にその後の経過を見てもらっています。
特に予約しなくても、都合の良い時に行けば良いので、およそ3ヶ月に1回の予定で、検査をしてもらうことにしています。
病院はいつも混み合っていて、待合室はお年寄りで一杯です。私も、お年寄りのうちに入るのかもしれませんが、まだ、自分を「老人」とは言いたくない気分です。
検査は、眼圧を計り、視力をはかり、眼底の写真を撮ったりして、あとは診察に呼ばれるまでひたすら待つだけです。
今回の検査の結果、前回よりも視力が回復していることがわかりました。
特に右目は、以前は0.2しかなくて、失明に近い状態と言われていたのですが、今は、0.6まで回復。左目は、前回0.9でしたが、今回は1.0まで見えました。
右目は網膜が痛んでいる部分があるので、場所によっては見えない場所があります。
視力検査の時には、顔を動かして見えるところを探さなくてはならないのですけれど、それでも、0.6まで回復してきたのはありがたいことです。
眼底の写真をとるのは、目のむくみ(黄斑浮腫)の状態を調べるためなのですが、今回は右目に軽いむくみができはじめていることが指摘されました。
大学病院で黄斑浮腫の治療のため、目に注射をしたのは左目だったので、右目もその心配が出て来ていることは、気に留めておかなくてはなりません。
今のところまだ、治療しなくてはならないほどではないようで、このまま様子を見ましょうとのことです。
ヘモグロビンA1cの数値は、退院以来2年以上、ずっと基準値内におさまっているので、血糖値が高い心配はないと思うのです。
でも、血糖値を改善したからと言って、痛んだ血管がすぐによみがえるわけではないので、悪いところがわかったら、その都度対処しなくてはならないのだと思います。(↛病気の話57へ)