庭の柿の葉っぱを摘んで柿の葉茶を作ってみました、
いつだったか、テレビ番組で、桑の葉は血糖値を上げにくくし、柿の葉茶は血管を強くする効果があるというようなことを聞きました。
桑の葉はないけれど、柿の葉なら庭にたくさんあるなぁと言うことで、お試しに作ってみることにしました。
お茶なので、乾燥させて細かく砕けばいいのだろうなということで、庭からひとつかみの柿の葉をちぎってきて、よく水洗いしました。
作ったのは梅雨にになる前、5月中旬頃。湿気が少なくて晴れの日が続いていた時期です。
大きめの平らなザル2つに分けて柿の葉を薄く並べて、風通しの良い室内で乾燥させました。
時々混ぜて、上下を変えながら10日間ほどするとチリチリに。
乾燥した葉をビニール袋に入れて手でもんで細かくしました。
たくさんあればフードカッターなどで粉砕しても良いとは思いますが、今回はお試しで少しの量だったので、手で砕くだけでじゅうぶんでした。
お茶の葉に、熱湯をかけて抽出するだけでもいいのかもしれませんが、念のため、おなべで煮出しました。
お水2カップに、柿の葉茶8gくらい入れて、火にかけ沸騰させてから1~2分煮だしし、そのまま葉が沈むまで置きました。
それを、ストレーナーで漉して完成。お茶らしくなったのでひと安心です。
お味は、意外にクセがなくておいしい。微かな苦みと甘味があって、暖かい方が飲みやすかったです。
冷たくしても飲めますが、ホットより苦みが増して、青臭さも少し感じるようになりました。
この後、柿の木に虫がついてしまって、葉っぱを食い荒らされてしまい、消毒薬を散布したので、お茶用に葉を摘むのは断念せざるを得なくなりました。
でも、乾燥させればお茶になることがわかったので、また来年、機会があったら試してみようと思います。