くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

混ぜるだけチャバタ・こねずに作る本格パンより

 

 『ボウルひとつでこねずにできる本格パン』藤田千秋・著の作り方で焼いて見たチャバダです。

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 チャバダは、イタリアの伝統的なパンで、スリッパや靴の中敷きを表す意味の平たい形のシンプルなパン。オリー-ブオイルをつけて食べるのが一般的だそうです。

水分を多く加えたやわらかい生地で焼かれるそうなので、『こねずに作る本格パン』の水分の多いレシピには合っているのだと思います。 

 

 『こねずに作る本格パン』の作り方の特徴としては、1回に作れる量が少ない、水分量が多くやわらかい生地、発酵時間が長め、と言ったところがあります。

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まずは、計量はしっかりと。本には計量スプーンと、重さ(グラム)と両方書かれているのですが、失敗しないためには計量器で正確に計った方が良いです。

強力粉150gで、2個作れます。

本では、仕込み水に、砂糖、塩、イーストを入れて少し置いてからオリーブオイルも入れてしまい、そこに小麦粉を入れて混ぜるように書いてあります。

もちろんこの作り方でも作れますが、私はこだわりで、仕込み水と砂糖とイーストを合わせ少しおき、粉には塩を混ぜておいてから合わせました。

そして、粉と水分をサッと混ぜ合わせた後でオリーブオイルを最後に入れました。

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なぜかというと、塩はイーストの働きを阻害するので、仕込み水にイーストを

溶かす時に一緒に入れない方がいいかなと思ったので、後から入れる小麦粉と合わせました。

また、 をイーストを溶かしたところにオリープオイルを入れてしまうと、イーストに直接オイルがくっつくので、オイルがイーストをコーティングしてしまい発酵を阻害するかなと思ったものですから。

それほど気にしなくても構わないのかもしれませんが、あえてこだわってみました。

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 粉の量が少なくても水分が多いのでゴムベラで混ぜるのは楽々でした。

全体が混ざって粉気がなくなったらそのままラップをして発酵させます。

本には書いてありませんが、できれば、粉気が無くなっても、ゴムベラで生地がボウルから持ち上がるくらいまで、もう少し混ぜた方が良いかもしれません。

そして、できるだけ表面がデコボコしないように馴らしてからラップをして発酵させた方が良いと思いました。表面の生地をゴムベラで軽く裏へ回すようにして丸めるとうまく行きます。 

 発酵は室温で2時間、ゴムベラでかき混ぜてガス抜きをしてから、さらに1時間が目安です。

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水分が多い生地なので、発酵が終わった生地は、フワッとはしていますが横拡がりでダラーッとした感じです。

本ではこの生地を、ゴムベラで2つに分け、手粉(小麦粉)を敷いたバットに取り出し、折るようにして四角く成型します。

初心者の方は手粉を使った方が作りやすいとは思います。でも、私のこだわり。できるだけ手粉は使いたくないので、手粉なしで分割成型しました。

 確かに生地がやわらかくて扱いにくいのですが、ある程度パン作りに馴れている人なら、手粉なしでもなんとか触れるくらいです。

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 成型した生地を乾燥しないようにして、室温で50~70分仕上げ発酵。

 焼成は本に「パリッと焼く方法」というのが紹介されているので、そのやり方で焼くと美味しく焼けると思います。

私は、表面にオリーブオイルを塗り、蒸気注入(小石を熱しておき、お湯をかけて蒸気を出すやり方)して焼いてみました。

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生地が柔らかいので、キレイな四角に成型できなくて、ザックリとした焼き上がりになりましたが、 それもまた手作りの味ということですね。

小麦粉の手粉を使って成型すると、白く粉が残る焼き上がりになります。どちらが良いのかはお好みで。

果たして混ぜるだけでまともなパンになるのかと、あまり期待していなかったのですが、このチャバダに関しては、とても美味しい焼き上がりになりました。

外側がパリッと、内相ががフワッと軽くて、翌日にトーストし直して食べても美味しかったです。