くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

よもぎ食パン・アルミ製食パン型の扱い方

よもぎ食パンです。以前よもぎパンを焼いた時に使った乾燥よもぎが残っていたので、イギリスパンに入れてみました。 

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蓬(よもぎ)は、春になると川原や田んぼのあぜ道などに生えていたありふれた草で、子供の頃には、祖母が摘んで草餅を作ってくれたものでしたが。

今は田畑の手入れが行き届きすぎてしまい、農薬などの心配もあって、気楽に摘むというわけにも行かなくなって残念です。 

 

製菓製パンに使うのは、季節を問わず安定して使え、保存性も良い乾燥した蓬を使うことが多いです。

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綿のような繊維の乾燥よもぎに、分量外の水を加えてもどし、粉と一緒に入れて生地を作りました。

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小麦粉は、ゆめからブレンド。イーストは、サフ赤ラベルを使ったので、室温に置いても安定して発酵してくれました。f:id:kukiha-na:20191026213716p:plain

 室温放置で発酵させると、季節によって多少発酵時間が違ってきます。春夏には30~40分くらいで発酵できるのを、秋冬には1時間以上かかることもあります。

最近は少しずつ発酵時間が長くなってきて、季節が変わってきたのを実感します。 

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成型は丸めただけのイギリスパン成形です。 

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 焼き上がり、よもぎの香りはフレッシュに比べるとほんのりですが、淡い緑色の生地がふっくらと美味しそうに感じます。

緑色がキレイなので、他の色の食パンと合わせてサンドイッチにしたらカラフルで楽しいかもしれませんね。 

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私が使っている食パンの型は、アルミ製です。火通りが良く軽く焼き上がるので気に入っています。

アルミ製食パン型の扱い方

アルミ製の食パン型は、使い始めは生地がくっつきやすいので、あらかじめ2~3回空焼きしてから、薄くショートニングなどの油脂を塗って使います。

焼き終わった後の型は、原則洗いません。熱いうちに(火傷しないように)布巾やペーパータオルで油分を拭き取り、パンくずがつきやすい角の部分を竹串などでお掃除するだけにします。

そうして何回もつかっているうちに、だんだん馴染んで火通りが良くなり、良いパンが焼けるようになります。

使い込んで行くうちには型のまわりが焦げて汚くなってくることもあるのですが、ある意味それは、たくさんパンを焼いた勲章でもあります。