強力粉「ゆめちからブレンド」タンバク質11.5%と「ゆめちから全粒粉」を使ったテーブルロールです。
テーブルロールは、食事用の小型パンの総称です。ロールパンやブレッチェン、カイザーゼンメルなど、料理に添えて出されるパンを言います。
不器用な私は、生地を伸ばしたり、編んだりという成型を楽しむパンは苦手で、あまり作らないのですけれど、ちょっと気が向いたので焼いてみることにしました。
国産最強力粉ゆめちからは、タンパク質含有量14%で、ボリュームを出すパンには良いのですが、生地を伸ばしたり、紐状にしたりするにはコシが強すぎて成型がしにくいです。
今回「ゆめちからブレンド」という粉を手に入れたので、同じく「ゆめちから全粒粉」を10%あわせた生地で作ってみました。
生地をひも状に伸ばすときは、一気に伸ばそうとすると縮むので、少しずつ休ませながら転がすのがコツです。
【ひと結び】
長く伸ばした生地を結んだだけの成型です。単純ですが、コロンと可愛い形に仕上がります。
【プレッツェル】
パン屋さんの看板等に使われる有名な形です。ラウゲン液に浸けて焼いたりもしますが、今回は照卵して普通に焼いています。堅焼きしたスナック風のものもあります。
【ロールパン】
良く知られているロールパン、バターロールの形です。
生地の片方を太めに、もう片方を細めにして伸ばし、麺棒で平らにして、太い方から蒔いていきます。
仕上げ発酵後、卵を塗って、一結びにはケシの実を振ってみました。
照卵は、全卵を良く溶いて、ザルなどの編み目に通してから使うと滑らかになります。
また、刷毛は、生地を傷めないようなやわらかい毛のものを使います。
こういう小型のパンは、作るのは少し面倒ですが、お土産や、お持たせなどに差し上げるのにも向いています。
以前、声楽をしている友人の発表会に、小さなパンたくさんバスケットに詰めて贈ったところ喜んでいただけたことがあります。