くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

サワー種を仕込みました:『簡単サワー種でつくる本格ライ麦パン』

新しくサワー種を育てていました。

これまでほぼ自己流で作ってきて、なかなか思うように焼けなくて試行錯誤してきましたが、今度こそうまく行きそうな予感がしています。

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ネットで調べているうちに、たどりついたサイト「こびとのカフェ」さんで、わかりやすい参考書に出会いました。

 

『簡単サワー種でつくる本格ライ麦パン』という本。詳しくはこちらから→こびとのカフェ│自家製酵母のパンと日記

 

この本は、「note」 というサービスを使って配信されているデジタルレシピ本なので、ウエブ上で読むことができます。

 

なんと言っても、一番参考になったのが、サワー種の作り方。

普通のレシピ本では、「たくさん気泡が出るまで」など、発酵の状態を説明していることが多いのですが、それが、どれくらいの気泡なのかが伝わりにくいのです。

人によって感覚もちがいますし、室温や湿度などの環境もちがいますから、説明する方も難しいのです。

その点この本では、写真と、動画と、たくさんの言葉と、視覚、嗅覚、味覚も使って、どれくらい発酵するのがベストなのかが説明されています。

これを読んで、私が自己流で作ってきたライ麦パンは、サワー種の発酵力が低かったから、うまく焼けなかったのだと思い至りました。

こびとさん式のサワー種作りは、発酵の状態をみながら、段階的に材料を足して行くというもので、理に適っていると思いました。

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できあがったサワー種は、我ながら良い感じ。勢いよく膨らもうとしているのが良くわかりました。

実際にパンを焼くのはこれからですが、紹介されているレシピは、いつも私が焼いている粉の量(大型パン1個あたりの粉のめやす300g)とおおよそ同じなので、違和感なく焼けるように思います。

新しいことを学ぶコツは、まずは何も考えずに「教えに忠実にマネしてみる」ことです。

本のお勧めの通り、まずはライ麦50%のロッケン・ミッシュブロートを焼いてみるつもりです。

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