知らなかったです。ブドウや山ブドウ、もちろん干しブトウも、お酒に漬けることは法律違反になるそうです。
著作作権法などもそうですが、法律は知らなかったではすまされませんから、ちょっとショックを受けました。
たまたまレシピブログさんの「料理をする際の注意事項」というページを見て知りました。
ラムレーズンは、ぶどうパンを焼いたり、クリスマスのパンを焼いたりする時に、当たり前のように使っていましたもの。
自家製はダメなら、市販品を使うべきなのでしょうね。
梅酒、苺酒などは良い、でも、ぶどう酒はダメ
自分で飲むために、焼酎などのアルコール分20度以上のお酒に梅やリンゴ、苺などフルーツを漬けたお酒は作ることが認められていますが、以下の物については認められていません。
1 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
2 ぶどう(やまぶどうを含みます。)
3 アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
(国税庁公式サイトからの引用)→【自家醸造】|国税庁
穀物などとともに「ぶどう」 も名指しで入っていました。ワインの原料になるからなのでしょうか。
ケーキ屋さんやパン屋さんではどうしているのでしょうね。
私が関わっていた頃は、パン・ケーキ教室でもたぶん教えていましたし、暗黙の了解なのでしょうか……
違反なら、こういうことはもっと周知するべきじゃないかと思います。
なんとか製菓製パン用だけは許可されるように改正されないものでしょうかね。
いずれにしても、これからレーズンを使う時には、ラム酒に漬けるのはやめることにします。
レーズンの下処理
レーズンをパンに入れるなら、水にひとつまみの塩をいれて軽く洗い、2~3度水をかえてすすぎ、良く水を拭き取ればパン生地に混ぜやすくなります。