夫の実家から「菊芋の黒酢漬け」 をいただきました。糖尿病に良いということで、時々持たせてくれます。
菊芋(きくいも)は、キク科ヒマワリ属の多年草で、菊に似た花をつけ、地中に芋(塊茎)をつけます。見た目はショウガに似たような形をしています。
まだスーパーなどで見かけることは少ないのですが、全国各地で小規模に生産されていて、特産品として売り出している地域もあります。
菊芋は、デンプンをほとんど含まないため低カロリーで、食物繊維も豊富。多糖類である「イヌリン」を含むことで健康食品として注目されています。
イヌリンは消化してキクイモオリゴ糖になり、天然のインシュリンと呼ばれるほど、血糖値に良い影響を与えるのだとか。
カリウムなどのミネラルも多く含まれるので、塩分を外に出してくれる効果があって、高血圧などの予防にもなります。
ただ、現在の私は、腎臓の機能低下のためカリウムの摂りすぎは良くないので、食べ過ぎには注意しなくてはなりません。
黒酢漬けは、義姉が作ってくれたので、作り方ははっきりはわからないのですが、夫が聞いていてきたところによると、
「金たわしで表面の汚れを落として、皮をつけたままスライサーでスライスして黒酢に漬ける」のだそうです。
特にお砂糖などの甘味を入れていないようですが、菊芋の甘みがあるせいでしょうか、ほんのり甘味も感じられて、クセもなく食べやすかったです。
乾燥した菊芋もいただきました。
まだ食べてみていないのですが、菊芋チップスという感じで、そのままパリパリ食べても良し、味噌汁やスープに浮かせても良しということでした。
黒酢漬けを食べ終わったら、乾燥した方も食べてみるつもりです。