7月16日妹と千葉県香取郡の「発酵の里」まで足を伸ばしてお昼ご飯を食べてきました。
発酵食品をテーマにした道の駅で、世界の発酵食品や、地元の野菜などが売られています。
今回は連休明けということと、雨が降っていたこともあって、お客様はまばらでした。
今回の目的は、冷凍ストックしている糀(こうじ)がなくなったので補充のためと、毎月恒例の妹とのランチです。
「発酵の里」は2015年にオープンした直後にはじめて行ってから、糀が切れるたびに何度か遊びに行っています。
糀はいつも切らさずに冷凍庫にいれてあって、以前は疲労回復用によく甘酒を作っていました。
現在は血糖値を気にしなくてはならなくなったために、残念ながら飲めなくなってしまったので、もっぱら塩糀に利用しています。
ちなみに、甘酒は飲む点滴と言われていますが、その甘さは点滴に入っているのと同じぶどう糖なので、すぐに身体に取り込まれて血糖値が上がりやすいのです。発酵の里公式サイトはこちらです↛道の駅 発酵の里こうざき(はっこうのさと こうざき) sikakumanabu.blog.fc2.com
ランチはレストラン「オリゼ」で
ランチは道の駅内のレストランで食べました。
発酵食品を取り入れた定食、ラーメン、カレーなどの単品メニューがありました。
食券を買って、番号を呼ばれたらカウンターに取りに行くというセルフシンテム。
私が注文したのは、鶏肉のキムチチーズ焼き定食。お豆の入った野菜サラダ、みそ汁、プレーンヨーグルト付きです。
実は、以前来た時にここで食べた時は、全体的に塩味が強い印象だったのですが、その後、メニューの見直しがされたみたいで、ちょうど良い塩加減で美味しくいたたきました。
ベジタブルファーストの食事を心かげている身としては、野菜サラダがたっぷりの量あったのも嬉しいことでした。
妹が食べたのは、トンテキ定食。塩糀に漬けた豚肉を焼いたものです。
一切れ食べましたが、お肉が柔らかくて塩加減もほど良くサッパリしたお味でした。
このレストランで残念なのは、飲み物がセルフサービスのお水しかないこと。せめてお茶が飲みたいと思いました。
食べた後で、カフェ「はっこう茶房」へ移動してコーヒーを飲みましたけれど。
今回のお買い物色々
糀
まずは、今回のメイン。米麹1kgの袋を2つ。 地元の蔵元さんの糀です。
塩糀だけを作るためだけでは、2kgはだいぶ多い量ですが、冷凍庫に入れて麹菌を休眠させておけば長く保存できます。
推奨されるな保存期間はわかりませんが、私は前回使っていた2kgは、3年くらい冷凍庫に入れていました。
使う時は、前日に使う分だけ冷凍庫から出して室温に置いておき、菌を起こしてから使っています。
しそ巻きくるみ味噌/丸大豆テンペ/甘酒ポップコーン
他に、目についた食品も買いました。
しそ巻きくるみ味噌
ご飯のお共に。しその葉にくるみ味噌を巻いて揚げたもの。
棚には2種類置いてあったのですが、もう一種はくるみ味噌を巻いて焼いたもので、こちらはスーパーでも売っていて、食べたことがあったので、あえて、こちらを選んで買ってみました。
が、もう一種の焼き味噌タイプの方が、お味噌に甘味があって美味しかったかも。あくまで好みですが。揚げ味噌タイプの方が大人の味という感じでした。
丸大豆テンペ
テンペは、大豆などをテンペ菌で発酵させたインドネシアの発酵食品です。
まだ食べてはいないのですが、ネバネバ糸を引かない納豆のようなものらしいです。す。
はじめて食べるので、そのまま食べて良いのか、調味料として使うものなのかわかりません。食べ方はこれから調べてみます。
甘酒ポップコーン
レジまわりにあった賞味期限間近の、値引きオススメ商品だったらしく、レジのおじさんの言葉につい乗せられて買ってしまいました(汗)
が、値引きでも、この量だとすると、決して安くないお値段だと思います。
甘酒の香りのするポップコーンで、数粒食べてみましたが美味しかったです。結構後引くスナックでした。
私は食べ過ぎは良くないので残りは夫に託しました。
石蓮花(せきれんか)
地元の野菜コーナーに置いてあったのが石蓮花という野菜。
説明書きによると、血糖値の上昇を抑え、血糖値を下げるなど、糖尿病に良さそうな効果が期待できるようです。
説明パンフレットによると
- 小腸でのぶどう糖吸収を抑制し血糖値の上昇を矢さえる働き
- インスリンに対する細胞の感受性を高め、ぶどう糖代謝を円滑にして血糖値を下げる作用
- 血糖値降下作用で低血糖を起こさない安定した作用
- 高血糖も低血糖両方面から正常血糖に調整する働き
- (以下略)
食べ方は、生でマヨネーズやかつおぶし醤油、トマトケチャップなどつけて食べる、または、豆乳や果物などと一緒にスムージーとして飲んだり、工夫次第で色々な食べ方ができるようです。
見た目からして、サボテンというか多肉食植物であることは予想できますが、アロエかアロエベラを想像してもらえば似ているかもしれません。
お味は、もっと青臭いかと予想していたよりもクセがなく、あまり味も感じません。
それよりも、食べた後に軽い苦みと渋みが 口に残るのが印象的でした。
その苦みと渋みはさほどキツイものではなく、不快な感じはしませんでしたが、ものすごく美味しいとも思いませんでした。薬と思えばなんとか食べられそうです。
ステーキなす
もうひとつ。野菜売り場にあった緑色の大きななす。
正式な名前はわかりませんが、ステーキなすという商品名でした。
長さ20cm以上、太いところは直径10cm以上あります。
輪切りにしてオリープオイルを敷いたフライパンで焼いてみました。
お醤油を掛けて食べたのですが、焼くと身がとろりとして柔らかく、クセのない味でした。
でも、普通の紫色のなすを焼いたものよりは、うま味は少ないような気がします。
クセのないシンプルなお味なので、肉味噌をのせたり、ホワイトソースでグラタン風にしたり、工夫をすれば、もっと美味しいメニューになりそうです。
あいにくの土砂降りの雨の中でしたが、お食事とお買い物で楽しい時間を過ごしました。
いつも発酵の里に来て思うには、お買い物は楽しいのですけれど、せっかく発酵に特化した道の駅なのですから、ただ商品を並べているだけでなく、発酵についての知識を広めるための展示物や、発酵食品作りができるようなイベントがあっても良いのではないかなんて勝手に考えています。
せっかく蔵元さんとの繋がりがあるのですから、スチール写真だけでも、蔵元さんの仕込みの様子などが見てみたいなとも考えました。
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