塩糀トマトです。
プランターで育てているプチトマトは花が咲いている状態で、実が成るのはまだまだ先なので、スーパーで購入したものです。
お塩をまぶして一晩置いた塩トマトをよく作るのですが、今回は塩糀でやってみました。
塩糀は、先日、道の駅「発酵の里」に行ったときに購入した糀で作ったもの。
冷蔵庫で半年くらい保存できるので、ほとんど切らさずにストックしてあります。
塩糀トマトは、トマトをビニール袋に入れて、塩糀をまぶし、冷蔵庫で半日くらいおくだけ。プチトマトだけでなく、普通のトマトでもできます。
塩糀の分量はお好みなのですが、今回はプチトマト1パックで大さじ半分くらい入れました。
塩トマトにする場合は、自然塩を2つまみ(約1g)くらいをまぶしています。
酸味が強くて食べにくいトマトでも、塩糀に漬けておくだけでほんのり甘味が感じられるようになります。
同じようにビニール袋の中で混ぜれば、キュウリの浅漬けが簡単にできますし、キャベツの炒め物に(キャベツ4分の1に大さじ1杯くらい)お肉や魚の切り身を漬けて焼き物になど、色々に使えて便利です。
糖質制限と糀
私のように糖質制限している人は、塩糀も、使いすぎには注意が必要です。糀の材料はお米↛炭水化物↛糖質ですからね。
ちなみに、糀で作る甘酒はできるなら飲まない方が良いと思います。健康な人にとっては、夏バテや疲労回復になるのてすけれど、残念ながら血糖値が上がりやすいのです。
甘酒の糖は単糖類のブドウ糖で、体内で分解しなくてもそのまま直接吸収されてエネルギーになります。果糖も単糖類です。
つまり、単糖類は、血糖値が上がるのが早いのです。
そのため、糖尿病の方で、低血糖になる可能性のある方は、外出時にブドウ糖を携帯していたりします。亡くなった父がそうでした。
ちなみに、分子が2つ結合した二糖類は、ショ糖(砂糖)、麦芽糖、乳糖などで、これも比較的血糖値が上がりやすいです。
たくさんの分子が結合した糖を多糖類といい、セルロース(食物繊維)やグリコーゲンなどがそうです。
分解して単糖類に分かれなければエネルギーにならないため、血糖値が上がるのがゆっくりになります。
糖の分解は酵素によるのですが、セルロースを分解する酵素セルラーゼは、人間は持っていないので、分解することができません。つまり血糖値が上がらないということになります。