ドイツのパンに関する本を2冊購入しました。
普段はライ麦10%程度の軽いライ麦パンを焼くことか多いのですが、サワー種を使った重たいパンを焼いてみたかったためです。
どちらも写真が大きくてキレイですが、文字が小さいため、私の視力では読むのが難しかったです。
それでも読みたい一心で、拡大鏡をつかって(笑)なんとか読むことができました。
紙の本は、文字の大きさが自由にならないので、ちょっと不便です。
ドイツパン大全 森本智子・著(誠文堂新光社)
この本は、ドイツパンがきれいな写真で紹介されていて、見応えがあります。
ずっと眺めていても飽きないくらい、魅力的なパンばかりです。
amazonの商品紹介によると、ドイツには「大型パンは約300種、小型パンにいたっては1200にものぼる種類がある」そうなので、ここに掲載されているのは約100種類。ごく一部になるのでしょうけれど、ドイツのパンの歴史を感じます。
パンのレシピ本というよりは、パンを紹介するための本なので、パンの由来や食べ方の説明がメインです。
レシピについては、元種と生イーストを使う配合が多いのですが、粉の量は家庭でも作れる程度の量なので、我が家向きにアレンジすれば、再現しやすいように思います。
ドイツ国立製パン学校講師によるドイツ製パン 株式会社J・I・B・編集
この本は、(社)日本パン技術研究所が開催した、ドイツ国立製パン学校講師によるセミナーの内容をまとめた本。
セミナーのようすを撮影したDVD付きなので、プロの技術も垣間見ることができます。
プロ用のセミナーなので、当然レシピもプロ仕様。粉の量も多いので、家庭で作るのは難しいかもしれませんが、家庭製パンでは見られないような手順や成型などがあるので、とても興味深いです。
いくつか焼いてみたいパンあったので、そのうち自宅でできるようにアレンジして焼いてみたいと思っています。
また、他にフランス製パン、ロシア製パン、スイス製パン、オーストラリア製パンなど、各国講師によるセミナーの本もDVD付きで出版されているので、世界のパン技術に触れるのも良いかもしれませんね。