くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

グラハムパン・全粒粉とグラハム粉の違いは

グラハム粉を入れて焼いたコッペパンです。

普段は国産強力粉の全粒粉を使っているのですが、たまには違う食感の粉をつかってみるのもいいかなとamazon さんでお取り寄せしました。 

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製パン材料を扱うお店が近くに無いもので、amazonさんには毎度おせわになっています。

 グラハム粉は全粒粉の一種なのですが、製粉のしかたが違います。  

 

全粒粉は外皮も、胚芽も胚乳も一緒にまるごと挽いた粉ですが、グラハム粉は、胚乳は通常の小麦粉のように挽き、胚芽と胚乳は粗挽きにして、それぞれを混ぜ合わせるという方法で作ります。

胚乳部分だけ挽いた普通の小麦粉よりも、食物繊維やビタミン、ミネラルが多く摂れるので 、アメリカのシルベスター・グラハム博士が栄養価が高いとして推奨しました。そのためグラハム粉と呼ばれています。 

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今回は、普通の国産強力粉に グラハム粉を20%%混ぜてみました。

グラハム粉は強力粉ではありますが、グルテンができにくいので100%でパンを作るのは難しいです。また、焼き上がったパンもゴソゴソして口触り良くないように思います。

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 ちなみに、パン作りでのパーセントは「ベーカーズパーセンテージ」と言って、粉を100%とした時に、その材料が何%になるかという割合を示しています。

今回は、普通の強力粉 240g プラス グラハム粉20% 60gで、合わせて100% 300gにしました。

他の材料も、粉300を100%として計算。塩 2% 6g   砂糖 5% 15g  ショートニング 5% 15g 等々

この割合で計算すれば、粉が500gになっても、1kgになっても、同じ割合で材料を入れることができます。

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 グラハム・パンはそのまま食べたり、ナイフでカットしてサンドイッチにしてりして楽しめます。

ただ、外皮や胚芽のゴツゴツした感じが口に残るので、食べるのに良く噛むことが必要になります。

良く噛むことはで健康も繋がりますし、噛みしめるほどに味があって美味しいパンです。