4月30日に、2か月ぶりに代謝内科外来に行ってきました。
検査の結果は、いつも通り、血糖値、Hba1cなど、糖尿病に関しては問題なしでした。
前回は、新型コロナウイルスが蔓延する前だったので普通に受診しましたが、今回は、ウイルスの警戒中ということで、病院はいつもとは違う厳戒体制でした。
病院の新型コロナ対策
まず、入口扉に大きく、必ずマスク着用するようにと注意書きが書かれていて、病院内の全ての人が、マスクを着用していました。
アルコール消毒用のスプレーで手を消毒。そのあとで、職員さんがひとりひとりを検温して確認。
待合室の座席を拭いて回っている看護師さんもあちこちで見かけましたし、定期的に換気をするそうで、室内は風が通って少し寒かったです。
予約の数を調整しているのか、患者の数もいつもより少なくて、窓口で並ぶのにも、自然と間隔を開けていました。
院内感染になってしまっては大変なので当然ですが、職員さんたちも、患者側もかなり神経質になっていました。
連なって走る東京ナンバーの車
私は普段から家にこもっていて、夫と妹以外の人に会うことも稀なので、ステイ・ホームは日常なのですけれど、久しぶりに外出してみて、いつもと違う町のようすに違和感を感じました。
学校がお休みなので、通学時間にもかかわらず、子供の姿が一人も見えません。町の人もほとんど外に出ていませんでした。
人のいない商店街というのは、やはり違和感を感じました。
その代わり何故か、いつもの朝よりも道に車が多くて、渋滞していました。
東京ナンバーの高級車が5~6台が連なって走っているのともすれ違いました。
平日の田舎の朝に、あまり見慣れない風景だったので、夫と「何だろうね」と話しました。
勝手に想像したところでは、会社が自宅待機で暇なので、ゴルフでもしに来たのではないかいうことになりました。近くにゴルフ場がたくさんあるのです。
いつもなら、何人か乗り合わせでくるのに、今回はコロナウィルス対策で、各自の車で来たのだろうと。あくまでも想像ですが・・・
ゴルフ自体は広い屋外でしますけれど、屋内では集まって食事もしますし、打ち上げでお酒も飲むでしょう。地元民としては、なんだか微妙な気持ちがします。
同時に、なんだかな・・・他人のことに、いちいち目くじらをたててしまう、今の状況というのも、我ながら悲しいと思います。
でも、感染を広げて、医療従事者を初め、新型コロナ対策に奔走されている方々の足を引っ張る事態になっては困ります。
何よりも、自分や身近な人の身を危険にさらすことになるのですから、収束するまでおとなしくしているしかありません。
それにしても、とんでもないことになりました。近づくな、集まるな、コミュニケーションするな、と、いつもと反対の行動を推奨するのですから、人間らしい生活をするなということなんですから。(→病気の話61へ)