くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

里芋の葉っぱの思い出

今週のお題「芋」

芋という話題で思い出したのが、子供の頃外で遊んでいると良く見た風景。

畑に里芋の大きな葉っぱが並んでいるようすです。

農村地域に住んでいましたので、遊び場は田んぼの畦や、畑の周りでした。

 

里芋の葉はかなり大きくて、特徴的なので、畑の一画が葉っぱに覆われているようで目につきました。

長い茎の先に丸みを帯びた三角のような葉っぱが、上にくぼんだ状態で生えています。

一本失敬して、長い茎を持って傘にしたり、逆さにして頭に被って笠にしたりして遊びました。

葉っぱにたまった朝露を、落ちないようにコロコロ転がしたり、おままごとの茶碗に受けてお味噌汁に見立てたりもしました。

知らないお家の畑から葉っぱを折ってしまうのは、今考えると悪いことでしたけれど。葉っぱを持って遊んでいても何か言われたことはありませんでした。

当時は子供のすることだからと、1~2本折るくらいは大目に見てくれていたのかもしれません。

半世紀近く前のこと、今のようにテレビもゲームもない時代でしたから、そんなことをして遊ぶしかなかったんですね。

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里芋はぬめりがあるので、以前書いたように、ヌルヌルネバネバ食材が苦手な私は、あまり得意なお芋ではありません。

子供の頃は敬遠していましたが、今は少しぬめりを落として調理すれば、普通に食べられます。

里芋の茎は「ずいき」と呼ばれる食材です。乾燥して「芋がら」と呼ぶ場合もあります。

子供の頃はたまにずいきの煮物が食卓に上がったことがありますが、近年はあまり家庭で食べることはなくなりました。

アクが強いので水と重曹でアク抜きをしてから使うようですが、実は私、乾燥したものを昔一度だけ煮たことがあるだけで、この記事を書くまでは存在をすっかり忘れていました。

機会があったら料理してみたいものです。