くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

湯ごね食パン・湯種を入れてもちもち食感に

 湯ごね食パンを焼きました。

焼き上がりはいつもの食パンですが、湯種(ゆだね)を入れて生地を作ることで、もちもち食感のパンになります。 

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 湯種は、強力粉と熱湯を合わせて作ります。粉の中のデンプンを熱湯でアルファ化させることで、甘味が出て、独特のもちもちの食感になり、保水力がアップするのでパンの老化も遅くなるのだそうです。

  

下の写真は、できあがった湯種です。言わば「糊」のような状態ですね。

これを乾燥しないようにして3~4時間室温に置き、冷ましてから使います。(1日くらいは冷蔵保存可能)

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湯種を粉にちぎり入れて生地作りをする他は、いつもの生地作りとほぼ同じです。今回のレシピは、砂糖はいつもの食パンより少なめにして、油脂はバターを入れました。 

できあがった生地は、いつもより弾力は弱めで、やわらかい感じでしたが、この段階ですでにもちもちな感じがしました。 

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焼き上がりの見た目はいつもと変わりませんが、保水力があるせいなのでしょうか、少し重い感じの焼き上がりになりました。

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 食べた感じは、うまく表現できませんが、いつもの食パンとはまるで違います。

いつものパンは水分が良く飛んで、弾力があり、カラッと軽い感じなのですが、湯ごねパンは、弾力は劣りますが、しっとりして粘り気がある感じです。

どちらが良いのかは好みの問題だと思いますけれど、私は甲乙つけがたくて、どちらもそれぞれに美味しいと思います。