番組名は忘れてしまったのですが、テレビの健康情報番組で、血糖値を上げないための食品として舞茸が良いというのをやっていました。
食物繊維が豊富で、カロリーも低い、さらにインスリンの働きを良くするMX-フラクションという物質が唯一含まれている食品なのだとか。
我が家でも、野菜とキノコは積極的に摂るようにはしているのですが、舞茸は料理をすると黒いアクが出るので、それが困りもの。
そのアクが体に良い部分なのですが、 煮たり、炒めたりするとあまり食欲をそそらない色に仕上がってしまうのです。
テレビではみそ汁にするのが良いと言っていましたけれど、これも黒くなってしまうのですよね。
天ぷらや酢の物なら色が変わりにくいのですが、いつもいつも天ぷらというわけにもいかず、料理の仕方に迷う食材なのです。
テレビ番組で紹介されていたレシピの一つに、「焼き舞茸」 というのがあったので試してみました。
舞茸を小房に分けて、オーブントースターで6~7分焼くだけ。あとは、塩、または醤油などをかけて食べるというもの。
確かに、コレ良いです♪ 簡単だし、色が変わらないし、なんと言ってもおいしいし。七味を振ると夫の酒の肴に良く合います。
1パックを焼いて二人で食べたのですが、すぐに食べてしまってもの足りませんでした(笑) 次回は一人1パック当てにして買って、ついでに、椎茸やエリンギも焼いて、焼きキノコ 三昧と行こうかと目論んでいます。
ただ、舞茸って、昔の方がもっとうま味があって美味しかったような気がするんですよね。10年か20年か前に舞茸が市場に出始めた頃の感動的な味とは違ってきていまったのかなと思ったりしています。
お安く買えるようになったのは嬉しいですし、美味しいのには変わりはないのですけれど…… 工場での大量生産になったからなのでしょうか。それとも、私が味に慣れてあたり前になったせいなのか、わかりません。
舞茸は冷凍保存ができて、冷凍していると水分が抜けて栄養分が濃くなるのだとか、旅行先などで栽培者さんから直接購入できる機会があったら、少し余分に買っておくといいですね。
※当記事「糖尿病患者の食卓」は、主婦としての経験から糖尿病患者である自分のために作った食事です。医学的、栄養学的な専門知識を持って作ったいわゆる「糖尿病食」ではありません