全粒粉入りのうずまきパンです。短時間で焼けるので、最近は小型パンを焼くことが増えました。
小麦粉は小麦の胚乳(はいにゅう)部分を粉にしたものですが、全粒粉は小麦の外皮(フスマ)や胚芽 の部分も全部ひいて粉にしたものです。
強力粉80%に、全粒強力粉20%を合わせてみました。丸めて、表面に全粒粉をつけて、うずまき型で押すだけという簡単成形。 カタツムリの殼のような可愛い形に焼き上がります。
もうひとつは、ピーカンナッツを入れたナッツパンです。
ピーカンナッツはペカンナッツとも言うことがあります。くるみに似ていますが、くるみほど皮に渋みがないのでクセがなく食べやすいです。
お砂糖が多めに入る配合だったので、半分をきび砂糖にして、半分を稀少糖のエリスリトールにしてみたのですが、これは失敗でした。
生地が締まったような感じで、いつものようにフワッと発酵しませんでした。
一応パンにはなりましたけれど、発酵しても生地が上に伸びず、ベタッと横に広がって、焼き上がりもいまひとつ。
食べた感じ、甘味はあるもののあまり美味しいとは思えず、口触りもモソモソして、しっとりした良いパンにはなりませんでした。
イーストは糖分をエサにして増え、活動して、膨らんだり旨みとなったりするのですが、エリスリトールは砂糖と同じ働きはしないということなのでしょうね。