amazonプライムビデオでテレビドラマ「孤独のグルメ」シーズン7を観ていたのですが、第3話メキシコ料理の回に出てきた、「ソペス」というはじめて聞く料理が気になって調べてみました。
ソペスは、厚焼きしたトルティヤを器のようにして、中に具を盛りつけた料理らしいです。
トルティヤと言えば、とうもろこしの粉で焼いたメキシコの薄焼きパンです。フライパンで焼けるようなので、ネット情報を基にして、見よう見まねで作ってみました。
トルティヤの粉はMASA(マサ)。とうもろこしの粉です。これに、塩、油、水を加えて練った生地もマサと呼びます。
油を入れない場合、水ではなくお湯を入れる場合、マサと小麦粉と混ぜる場合など、家庭によって作り方は色々あるみたいです。
今回は、マサの袋に書いてあったレシピを参考に自己流で作ってみました。
(ソペスの材料)
マサ 100g / 塩 2g / オリーブ油 10g / 水 100~120g
マサと塩を合わせて、オリーブ油を加え、水を少しずつ入れながら、指先でつまむようにして馴染ませます。
耳たぶくらいのやわらかさに生地がまとまってきたら、掌で押すようにして練ります。(水分が全部入らなくても良い)
生地をラップに包み乾燥しないようにして、室温で5~10分くらい休ませて、粉と水をなじませます。
休ませた生地を5等分して、それぞれを丸くまとめ乾燥しないようラップなどをかけておきます。
生地をビニールかクッキングペーパーようなものの間に挟んで平らなところに置き、まな板のような平らなもので 上から5~6mmくらいの厚さに押して伸ばします。(トルティヤを作る場合は、1~1.5mmくらいに薄くします)
今回は、こねた生地が少し固めだったようで伸ばしにくかったです。何回かやってみると、ちょうど良い水分量がわかってくるのではないかと思います。
本格的に作るなら、生地を丸く薄く伸ばすための器具、トルティヤメーカーも売っているようです。
フライパン、またはホットプレートを熱し、油を敷かないで生地をのせて両面を焼きます。
焼き上がったら台の上に出して、ラップをかけて30~40秒くらい置いてしんなりさせてから、フチを指でつまんで立ち上がりを作り、お皿のような形にします。(熱いのでやけどに注意)
あとは、サルサソースをぬり、お好みの具をトッピングすればできあがり。
今回は、レタスと海老とイカのバジルソース炒め(味付け済みの冷凍品)をトッピングしましたが、挽き肉を炒めてサルサソースと和えたもの、ベーコンとブロッコリーの炒め物、ドレッシングで和えたトマトなども合います。
「孤独のグルメ」に出て来たお店のソペスは、山盛りになるほど、具が乗せてありました。
実物のソペスは見たことがないので、本来のものと違うかもしれません。ソペス風ということでご了承ください。
なんちゃってサルサソース
サルサソースはスーパーなどでも売っていますが、今回は買ってくるのが間に合わなかったので、自宅にあった材料で、それらしい辛いソースを作ってみました。
(材料)
タマネギ 1/4個、ニンニク 1片 / 豆板醤 小さじ1 / カレー粉 小さじ1/2 / トマトケチャップ 大さじ3 / 酢 大さじ1弱/
タマネギとニンニクはみじん切り、
- オリーブ油少々でニンニクとタマネギを炒め、豆板醤も入れて炒める
- カレー粉、トマトケチャップ、酢も入れて炒める。
サルサソースと言うよりは、中華風のピリ辛ソースという感じですが、意外にトルティアに合います。
発酵したフワフワのパンもいいですが、たまには素朴な平焼きパンを焼くのも楽しいです。