ソーダブレット。 混ぜるだけで簡単に作れる薄力粉のクイックブレット。アイルランドの伝統的なパンだそうです。
ソーダは、重曹のことで、膨張剤として重曹とベイキングパウダーが入っています。
参考は、『イースト発酵なしのお手軽パン』有本洋子・著(グラフ社)ですが、レシピや作り方などは、私流にアレンジしています。
材料は、粉類:薄力粉300g/ ベイキングパウダー6g/重曹2g/砂糖30g/塩2g
サワークリーム200ml/卵Mサイズ1個
※キャラウェイシード1g/くるみ30g
粉類は合わせて2~3回ふるっておきます。
サワークリーム、卵は室温においておきます。
サワークリームはプレーンヨーグルトにしても構いません。
※キャラウェイシード、くるみは、他のスパイスやハーブ、木の実や乾燥フルーツなどに代えても。
サワークリームをゴムベラで練って滑らかにします。
溶き卵を3~4回に分けて加えて、その都度良くまぜます。
サワークリームと卵を滑らかに混ぜたボールに、粉類を入れて、切るようにして良くまぜます。
最初粉っぽくて混ぜにくいですが、捏ねないように混ぜているうちに馴染んで来ます。
混ざらない時には、大さじ1~2程度の牛乳、またはプレーンヨーグルトを足します。
粉が少し残っているくらいになったら※キャラウェイシード、くるみなどをまぜます。
粉が見えなくなったら、手で軽く押すようにして半分に切って、一方をもう一方に重ねて、上から軽くおさえます。
それを2~3回繰り返して生地をまとめます。
クッキングシートを敷いた天板に生地をのせて、直系15cmくらいの円形に形を整えて、ナイフなどで深めに十字に切れ目をいれます。
180度に余熱したオーブンで30~35分焼成します。
混ぜるだけですぐに生地が出来上がるので、作り始めると同時にオーブンの余熱をはじめた方が良さそうです。
焼き上がり、パンと言うよりは、大型のスコーンという感じです。乾燥しているので、飲み物と一緒に食べるパンです。
外側はカリカリで、内側はほろほろ。かすかに重曹独特の香りがしますが、このレシピでは入れているのが少量なので、あまり気になりません。
サワークリームで捏ねているのと、バターなどの油脂が入ってないので、サッパリ爽やかな味です。
材料さえあれば、すぐに簡単に作れるので、暑くてパンを焼く気分になれないときに重宝しています。