今週のお題「サボりたいこと」
サボりたいこと、サボりたいこと…… 昔は色々あったはずなのですが、最近は、必要最小限のことしかやっていないので、思いつかなくなりました。
以前は家族が七人だったので、多少体調が悪くて「ご飯作りたくないな」と思っても、家事をサボるわけにはいきませんでした。
でも、今は夫と二人だけの生活なので、ご飯が作りたくないと訴えれば、「それじゃ、何か買ってくるか」と、なります。
最近、軽く体調を崩すことが増えてきて、食事の支度ができないこともしばしば、そんな時も「適当に食べるからやらななくていい」と、サボらせてくれています。
ある意味、毎日がサボっている生活なのかもしれません。
そうなんです。私が病気をして以降、掃除洗濯、買い物など、家事は夫が率先してやってくれるので、私はずっと、ほとんどの家事をサボっている状態。
最初は罪悪感を感じていましたが、大雑把な私がやるとアラが見えるので、夫が自分で動いてしまった方が気が楽みたいです。
夫も仕事をリタイアして、やることが無くなったので、家事をすることに楽しみを見いだしているみたいで、ありがたくお願いしています。
その代わり、多少不本意な状況になっても、文句は言わないことにしていますが。
折角やったことを否定されたら嫌じゃないですか。主婦として現役時代には、嫌な気持ちになったこともあるので、身に染みています。
人生山あり谷あり、そんな慣用句で一絡げにはできないほど、人それぞれの生き方は複雑だとは思いますが。
自分が消えてしまうほど、次から次へ襲いかかってくる問題に、あたふたしていた時期もあれば、不安に駆られて眠れない夜を過ごしたこともありました。
そんな時期が過ぎた後の、平穏だと思えば、このサボり生活は、ある種のご褒美なのかもしれなと思ったりもしています。