2月7日の朝、朝食を食べていたところに、お世話になっている老健施設から.母が転倒してしまったとの電話がありました。
病院へは、ケアマネさんが母を連れてきてくれるというので、指定された時間に夫に病院に行ってもらいました。
担当医師からの説明によると、検査の結果は、左足の付け根の骨折。
ガンマネイルという手術で骨をつなぐそうで、金属の心棒をいれて、ボルトのようなもので留めるらしいです。
手術日は2月10日。約1時間程度で無事に終わりました
転倒ついては、施設でも神経質なくらい気をつけていただいていたのですが、86歳という年齢のほかに、だいぶ認知症も進んで来ているので、体の動きも危うくなっているのでしょう。
加齢による転倒
年をとってくると、筋肉の衰え.運動能力の低下、認知機能の低下などによって転びやすくなります。
老人の歩き方がは、歩幅が狭くなり、足先が上に上がりにくくなるので、低い段差や、すべりやすいあしもとなど、床にあるちよっとした障害でも、つまずきの原因になってしまいます。
転倒して骨折したのがきっかけで、寝たきりになったり、長いあいだ病院に入院することで、認知症が進んだりしてしまうこともあります。
認知症患者の入院
認知症の人は、人の話を覚えていられないので、医師や看護師の指示に従うことがむずかしく、点滴の針を抜いたり、管を抜いてしまったりします。
そのため、手をベッドにしばりつけられることもあって、母も現在そのような状態。
以前入院した時の大学病院は、手にミトンのような手袋をはめて対処してくれたのですが、今回の病院は、手首を包帯で、ベッドの枠にくくりつけてあります。
やもうえずとは言え、家族としては、見ているのがつらいです。
病院によって職員の質の差を痛感
認知症の母を治療・看護していただいていることについては、感謝しかありませんけれど。病院によって職員にこんなに差があるとは、はじめて感じました。
以前入院した時の看護師さんと比べてしまうせいか、今回の病院は、素人目でみても、看護師の教育がいきとどいていないのが気になっています。
個々の看護師さんには、気づかいのある優しい方もいますが、細かいところをあげるとキリがないですが、病院のもつ雰囲気でしょうか、全体としでがさつな感じがして、どうにも気にいらない。
かといって、転院を考えるほど長い入院でもないので、母にはなんとかガマンしてもらうしかありません。
追記:
病院の雰囲気について、後で気づいたことがありました。
病院の建物の構造上なのでしょうが、音がとても響きやすいのです。そのため通路で話している看護師さんの声が響いて大きくきこえるみたいです。
また、老人の患者に話かけるため、声を張りあげざるをえないのと、地元の荒い方言で話すものだから、がさつな印象が強かったんだと、思いいたりました。
もしかすると、私の誤解だったかも。