6月14日に婦人科外来に行ってきました。3ヶ月ぶりです。
前回は卵巣腫瘍の手術をしてから1年目の検査ということで、いつもの血液検査に加えて、造影剤CTもして確認しました。幸いなことに、1年目の検査は問題なしで無事クリア♪ ようやく2年目に突入。また一年、無事に過ごせますように。
いつも通りにまず血液検査。結果がでるのを1時間ほど待って診察、内診でエコー検査があるのもいつも通りでした。
血液検査の結果も問題なしとのことで、ひと安心でした。
抗ガン剤の副作用は、手足のしびれだけは少し残っているのと、たまに貧血気味のことがありますが、他はほとんど気にならなくなって普通に生活できるようになりました。
主治医に「しびれは一生治りませんか」と聞いてみたのですが、人によりますが、やはり長いお付き合いと覚悟した方がいいみたいです。
腫瘍マーカー
婦人科での血液検査結果のコピーを毎回もらうのですが、イマイチ数値の見方がわからないので、ちょっと調べてみました。
癌の再発を調べるのに「腫瘍マーカー」というものを使うのだそうです。
癌の種類には、子宮癌、卵巣癌、胃癌、肺癌、等々たくさんありますが、その癌だけが作り出す特別な物質があって、その物質を腫瘍マーカーと呼びます。
腫瘍マーカーが血液の中にあるかどうか、どれくらいあるかを調べることで、体内で癌細胞が働いているかや、がんの進行具合も知ることができます。
CEA
がん胎児性抗原 胃癌、肝臓癌、肺癌、乳がん体他、全体のがんの確定に使われます。
CA125
卵巣がんの他、子宮内膜、子宮筋腫などの診断にも有功です。
CA15-3
乳がんの診断に使われます。
CA19-9 膵臓がん、胆管がん他、大腸がん、肝臓がんなどの診断に使われます。卵巣癌、前立腺などの診断にも有功です。
AFP
肝細胞癌、肝癌などの診断に使われます。
他にもたくさんありますが、卵巣がんの私の場合、CEA、CA125、CA19-9の数値を調べています。
こういった腫瘍マーカーを調べて、基準値と比較してどうかということで判断します。
ただし、腫瘍マーカーが高くても癌を発症していない場合があったり、癌があるのに数値が高くならない場合などもあるそうなので、数値だけ見て自己判断は危険です。やはり医師に判断をお願いするのが良いようです。(→病気の話41へ)