家事はマルチタスクだと言います。煮物をしながら、流し台で洗い物をする。洗濯機を回しながら、お風呂の掃除をする。赤ちゃんを遊ばせながら洗濯物をたたむ。
他にも、トイレへ行ったついでに掃除をする、手を洗うついでに、洗面台を掃除する、等々、複数のことを同時に作業したり、何かのついでに別のことをしたりすることも多いです。
主婦を続けていると、特に意識しなくても自然な流れで動けるようになってきます。
断捨離だって、習慣になって生活の中に組み込まれてしまえば、あまり苦にならなくなるものです。
そこで、おすすめしたいのが「ついで断捨離」です。
適しているのは、生活の中で毎日必ず行く場所。キッチンやトイレ、お風呂場など水回りなどです。
私の場合ですが、キッチンとお風呂場の断捨離は、毎日、夕食の用意をするついでに作業していました。
夕食の用意をはじめる15分くらい前に、シンクの引き出しだの、食器棚、冷蔵庫の中などを断捨離します。
その後食事を作らなければならないので、のんびりしてはいられません。チャチャっと15分で終われるような狭い場所を区切って、毎日少しずつ作業をして行きました。
お風呂場も、キッチンの近くでしたので、ついでに少しずつです。
トイレの場合は、トイレに行った時についでに、ですね。トイレにはあまりものは置いていないので、洗剤や脱臭剤の残り量の確認や交換程度でしたけれど。
物置などの汚部屋を断捨離していた時には、毎日ではなく週に1回のペースで断捨離をしていました。
毎週月曜日の1~2時頃に、生協のパルシステムの配達があるのですが、来るのを待っている時間に断捨離をすることにしていました。
いつ来るかわからない配達を、ただ何もしないで待っているのはもったいないので、待つついでに断捨離というわけです。
場所によっては、「ついで」が難しい場所もありますが、「断捨離するぞ」と構えすぎてしまうと苦しくなるので、あまり固く考えないで、何かのついでにやってしまうのが楽ではないかと思います。