くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

パイナップルの話

今週のお題「パイナップル」

パイナップルと言って思い浮かぶのは、フレッシュではなくて缶詰の方です。

どうしても昔のイメージが抜けなくて、生のパイナップルは酸っぱくて、食べていると口の中が痛くなってくる当時の味をイメージしてしまいます。

完熟したパイナップルは甘くておいしいらしいですが、昔、店頭に並んでいた輸入品は、未熟な状態で収穫するので、本来のおいしさがわからなかったのだと思います。

 

もっとも当時、パイナップルは高級品で、滅多に手に入りませんでしたけれどね。

庶民が食べていたのは、シロップ漬けになったパイン缶でした。

あの頃、お店にスライスしたパイナップルを模したアイスクリームが売っていて、それをマネして、缶詰のパイナップルを冷凍庫で凍らせ、おやつに食べた記憶があります。今食べても、きっとおいしいと思います。

パイナップルのパインは松。アップルはリンゴであり、丸い果物を言う場合もあるそうです。

昔のパイナップルは今のように大きくなかったそうで、松ぼっくりに似ていることからづけられたとか。

果肉には、キュウイなどと同じようにタンパク質分解酵素を含むので、お肉と合わせるとお肉を柔らかくしてくれます。

酢豚に入っていたり、ステーキやハンバーグの上に飾ったりするのは、味付けと同時に柔らかくするためもあるのかもしれませんね。

またゼラチンはタンパク質なので、ゼリーに生のパイナップルを入れようとすると、酵素のはたらきで固まりません。確か、サッとお湯にくぐらせると良いんだかな。

あまり記憶が確かじゃありませんけれど、缶詰のパインならたぶん大丈夫です。