くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

映画『ネバーエンディング・ストーリー』を観た感想

Amazonプラオムビデオで映画『ネバーエンディング・ストーリー』を観ました。

1985年製作のファンタジー映画です。

原作はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』私の大好きなファンタジー小説でした。

私が原作を読んだのはかなり前なので、細かい部分、忘れているところも多いと思いますが、映画公開当時、映画館へ見に行きました。長いお話なので、映画は確かパート2も作られたと思います。

まだCG技術も今程でなかったろう頃に、この壮大な物語が映画化されたのは良かったのかもしれないと思いました。

なんというか、勇者アトレイユを助ける竜、ファルコンの姿などが、ちょっと手作り感があったり、完璧なCGじゃないのがえって雰囲気を出しているような気がします。

このお話の面白いところは、主人公が「読者」であるところ。読者代表として虐められっ子のバスチアンが登場しています。

読み手はバスチアンと一体となって、勇者の活躍を見守り、応援し、最後に重要な役割を果たします。

最初原作を読んだとき、こんな書き方があるのだなと、面白く感じました。

映画と原作では、登場人物などの名前が変えられているところもあり、すべてのお話が語られているわけではありませんが、限られた映画の時間のなかでは、楽しく観ることができました。