くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

やったことがあるアルバイト

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

アルバイト、思い浮かぶのはいくつかあります。

一つは、学生時代。参加していた文芸同人誌の主宰が経営していた出版社のお手伝いのバイトをしていて、卒業後そのまま居座り就職しました。

 

 

実家に戻るまでの数年間でしたけれど、もともと「本を作る人」になりたかったので、夢がかなった仕事で、色々な経験をさせていただきました。

もう一つは、実家にもどり、しばらくは仕事がなくていた時期。家族の知人の人に声をかけていただいて、地元の「食糧事務所」の短期バイトをしました。

食糧事務所はおそらく、旧食糧庁があった頃の組織だと思います。

バイトは20代後半の私と既婚の女性二人で、伝票チエックと職員へのお茶出しなどの閑職でした。

秋、お米の収穫時期、事務所の職員が各農家さんへ出向いて収穫した米の等級検査をして、買い上げます。

仕事があるのは、検査が終わって伝票が来た時だけで、あとは伝票にゴム印を押すくらいの仕事でした。サッサと終わらせてしまうと、「もっとゆっくりやって良いよ」と言われるほど、楽な仕事でした(笑)

仕事がないので、ずっと机で読書していたくらいで、ちょっと申しわけないくらいのバイトでした。

ただ、男性ばかりの事務所で、ほとんどは気の良いおじさんばかりでしたけれど、今考えるとちょっとしたセクハラめいたこともありました。

当時はまだ、そういうのを厳しく言われてない時代。おじさんより、若い「あんちゃん」職員のの言動が嫌でした。

検査に行く先は農家さんで、女性もこなれたおばさんが多かったようで。そのノリで、当時は若かった私にも同じように対応したのじゃないかと思うのですが、なんかとても嫌だったイメージが強く残っています。

結婚した頃は、地元の工場に勤めていたのですが、それを退職して、また仕事がなくなった一時期。自宅で内職をしていたこともあります。これも一応バイトの一種でしょうか。

当時はまだ、小さな部品の組立てや、プラスチック製品のバリ取りなどの内職仕事がたくさんあって、結構良いお小遣いになったのです。

それを1年くらいしているうちに、パン教室の講師として教えるようになったので、内職はおわりになりました。

長く生きていると、色々と経験しています。