今週のお題「変わった」
2ヶ月ほど前からなのですが、料理を作るのに、鍋物の時使っていた、卓上IHコンロをメインで使うようになりました。
35年以上使ってきたシステムキッチンのガスコンロが、いよいよご臨終を迎えたためです。
10年ほど前に一度、部品だけを交換しているのですが、3口あるうちの2つの、何というのだろう、五徳(ごとく)? 火が出る部分が腐食して潰れてしまい危険な状態になっています。
3~4年前に一度、部品を交換しようとガス屋さんに頼んだのですが、古すぎて製造中止になっていて交換できませんでした。
システムキッチンごとすべて買い替えなくてはならないので、一応見積もりも頼んだのですが、なぜかガス屋さん、確認しに来たのに、その後見積もりの連絡がなくて。
当時はまだ使えていたので、そのままになっていました。
しかし、とうとう火が正常に出なくなって、素人目にも危険なのがわかるようになってしまい、諦めたというわけです。
幸いにも、今は夫と二人の食事ですから、卓上IHコンロひとつでじゅうぶん食事が作れますし、火力は弱めですけれど、まだ1つだけガス使えますから、なんとかなっています。
それなら、あえてお金をかけてキッチンを新しくしなくてもいいか、ということにしました。
ガスの場合は、鍋を火にかけた時、鍋底と側面から温まるのですが、IHコンロの加熱は、鍋が当たっている底の部分だけなんですね。
それに、鍋を持ち上げてしまうと警告音が鳴り響きますので(笑)傾けたり、揺すってって中身を混ぜたりはできません。
そのあたり、これまでの料理のしかたとちょっと違ってきます。
また、油温調整機能のないIHの場合、揚げ物は、気づかないうちに油温が上がりすぎるから危険と聞いたことがあったのですが、揚げ物用のスイッチが別についていたのですよ。これで調理すると油温が一定に保たれるので、キレイに揚がるのは助かります。
しばらくはこのやり方でやってみて、不自由ならまた考えなくてはなりませんが、支障なければ、今後、年を取って行くうち、火の危険を避けるという意味でも、いいかもしれないと思っています。