キユーピー スペシャル・サントリーホール ニューイヤー・コンサート 2023
On Demand ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 を視聴しました。
コロナ禍のため来日中止になっていて、三年ぶりの来日公演でした。
2023年1月1(日・祝)~3日(火)の上演で、オンデマンドでの限定公開は2023年1月13日(金)19:00 ~ 2023年2月28日(火)18:00です。
ソプラノ:エリーザベト・フレヒル テノール:メルツァード・モンタゼーリ
指揮&ヴァイオリン:オーラ・ルードナー
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
バレエ・アンサンブルSVOウィーン
新年らしく華やかで楽しくて、堪能しました。
最初の曲が、私の好きな、オペレッタ『こうもり』の序曲だったのも嬉しかった。
オペラの前奏曲って、期待に満ちていてワクワクするんです。若い頃、立川澄人さんとか、島田祐子さんなどの配役で観たのを思い出します。
ソプラノの エリーザベト・フレヒルさんが歌った、レハールのオペレッタ『ジプシーの恋』より「ツィンバロンの響きを聞けば」という曲は、初めて聞きましたが、ハンガリーの民族音楽的な雰囲気で印象的でした。
レハールのオペレッタ『メリー・ウィドー』より「ときめく心に唇は黙し」これも、ロマンチックで好きな曲です。
私が知っていたのより、ずっとスローなテンポでの演奏で、情感たっぷりでした。このテンポでゆったり歌うのって、どれだけ腹筋が強いんだ、なんで、密かに驚いていました。
指揮のオーラ・ルードナーさんはバイオリニストでもあるんですね。この曲のバイオリンがルドナーさんでした。
最後は、お馴染みの「美しく青きドナウ」。ウィンナーワルツの、少しためたようなリズムがゾクゾクします。
そして、アンコールは恒例の「ラデツキー行進曲」です。ヨハン・シュトラウス1世に敬意を表して、いつも最後の曲になりますね。
オンデマンドでしたけれど、今年も拝聴できて良かったです。
もうすこし若ければ、会場で直接聞きたいところですけれどね。今はなかなか長時間外出もできない体調なので、有り難いです。