くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

何もないのが自慢?

今週のお題「地元自慢」

私の地元は、某人気ランキングで毎回最下位のあの県です。その県のなかでも、さらにさらに無名の小さな市。

近隣には筑波山があり、学園都市があり、霞ヶ浦があり、大仏などもありますが、どれも近隣地域のもの。私が住んでいるところのものではありません。

 

今でこそ、町村合併で市になっていますが、以前は田んぼと畑に囲まれた田舎町でした。

そんな町の自慢は、何か考えてみたのですが、私個人にとってですが、「何もないこと」かもしれないと思います。

道路は整備されていて、交通量は比較的少ない。観光地がないため、人が集中することはなく、ほどよくばらけて、生活できています。

一歩商店街を出れば、田んぼや畑が広がり、「山」と呼ばれる、実は木の茂った低い丘に囲まれていて、ほのぼのした雰囲気。鳥のさえずりも聞こえています。

若者が少なく、高年齢層が増えつつあるのは、活気の少ない雰囲気にも現れているのかもしれませんし、将来を考えれば懸念材料ではあるかもしれません。

でも、それも、のんびりと余生を送りたい私にしてみれば、落ち着いた環境に思えて、暮らしやすさにもなります。

そんな風に、自慢がないのが自慢の、我が地元。万年最下位でも、特に問題はないように思います。