くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

病理検査の結果。ようやく退院でもまだまだ治療は続く:病気の話12

CT撮影をしながらお腹に針を刺すという治療を受けて、その後のようすを見ていました。3回目の治療をしてから2日ほどした頃に、ようやく熱が下がってきて、血液の炎症反応も消えました。これがダメなら再手術と言われていただけにほっとしました。 

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もともと手術後1週間で退院の予定でしたが、3週間に延びて、ようやく2月26日に退院して良いという許可が出ました。

そして、 退院の前日に夫と一緒に 、主治医から病理検査の結果を聞きました。

手術中にあった医師からの提案から、ある程度は予測していましたけれど、結論から言うと腫瘍は左側の卵巣で、悪性であるとのこと。ステージ1ということなので、幸いまだ初期段階と言っていいのではないかと思います。

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すでに手術で、すぐに転移しそうな膜(腹膜?)とリンパの一部は切っていますので安心だと思っていたのですけれど、実際はそういうことでもないようです。

卵巣癌の場合は、癌の小さな細胞が腹水の中を漂ったりして、腹膜にくっついて広がるということのようです。

腹水と言えば、私の発熱の原因になった張本人ですからね、ここで安心することができないということなのです。

主治医からの提案としては、卵巣は抗ガン剤が効きにくい場所でもあるので、早めに抗ガン治療の化学療法をはじめた方が良いということでした。もちろん本人がどうしても嫌なら、しないという選択もできるということでしたが、転移のリスクを考えたら受けるしかありません。

化学療法は、抗ガン剤を点滴するという治療で、前日に入院して次の日に治療、翌日退院となり、私の場合は、それを3~4週間ごとに6回繰り返すということです。

そこで、副作用などのくわしい説明を受けてから、退院してすぐに、3日2日に治療スタートということになりました。(→病気の話13へ)