眼科の治療のために入院したはずなのに、いつのまにか婦人科がメインになってしまっていましたが、合間に眼科の治療も続けていました。
これまでに婦人科の手術前に2回、手術後に2回、退院後に2回診察と治療を受けています。
一般的な眼圧、視力検査の他に目の撮影、造影剤を使った撮影などの検査をした後、左右合わせて5回の「レーザー治療」を受けました。
レーザー治療も手術の一種なのですが、目の悪い部分をレーザーで除去するという治療です。目を切開するわけではないので、麻酔もせず、1回5~10分で終わり、体への負担は軽いです。直後は少し目が見えにくくなりますが。しばらくするとまた見えるようになってきます。
ただ、麻酔をしないで、直接レーザーを目に当てるので、時によってはチクチク痛いです。場所によるのか、目の状態によるのかはわかりませんが、あまり痛まない日と、チクチクしてつい顔を動かしてしまい「動かないで」と言われる日がありました。
そのレーザー治療のおかげで、現在はかなり視力が回復してきました。もちろん、健康な頃のように不自由なく見えるというわけにはいきませんが、病院で配布される説明プリントはほぼ読めますし、インシュリンの分量を計るための目盛り数値も読めます。あまり長時間にならないようにはしていますが、ブログを書くこともできるようになりました。
眼科の主治医もその回復を喜んでくださっています。そして、退院直前の診察の時に、最初予定していた外科手術を中止して、当面はレーザー治療でようすを見ようということになりました。
経過が良かったこともありますが、手術後、婦人科のように色々と問題が出る可能性を考えてのリスク回避という意味もあるのじゃないかと、私個人的には感じています。
いずれにしても、抗ガン治療をしている間は、副作用の影響でかなり体が弱っていますので、今後手術をするとしても、抗ガン治療が終わってから、体力が回復してからになるでしょう。(→病気の話12へ)