くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

絵本『ぐりとぐら』を読んだ感想

絵本『ぐりとぐら』中川枝子・作/大村百合子(福音館書店)を読みました。

今年誕生60周年だそうです。

私が子供の頃に出版された絵本で、今でも子供たちに親しまれているお話と聞きますが、タイトルは知っていても残念ながらこれまで読んだことがありませんでした。

 

www.fukuinkan.co.jp

先日、YouTubeで「絵本に描かれる食べ物~異文化理解、暮らし、ジェンダーの視点から 講師は・龍谷大学短期短期大学部十教授・生駒幸子氏、という動画の講演を視聴して、そこで話された『ぐりとぐら』を読んでみたくなったのでした。

youtu.be

(後編)絵本に描かれる食べもの―異文化理解、暮らし、ジェンダーの視点から― - YouTube

 

作者の中川枝子さんは、幼稚園の先生だったそうで、子供たちのために書いたお話しだそうです。絵は当時学生だった妹さんで、姉妹合作の絵本でした。

野ねずみのぐりとぐらはお料理を作ったり食べたりが大好きな仲良し二人組。

絵も手書き風の素朴な感じで、ほのぼのしています。

おそらく今どきの絵なら、もっと丸っこくてアニメキャラ風の絵になるんじゃないかと思うのですが、60年前にはおそらくアニメはまだ一般的ではなかったと思うので、今の可愛いとはひと味違った雰囲気だと感じました。

なんか作られていない自然なな感じというのかな。ずっと見ていると微笑みがわいてくるような、暖かくて味のある絵とお話でした。

シリーズで全7冊出ているようで、きっと宝物にしている子も多いんだろうなと思いました。