先日久しぶりにパンを焼いてみたら、とても楽しかったので、以来、週に1~2回焼くようになりました。
最近は体調はかなり良くなったのですが、まだ少し動きがスムーズに行かないので、ついつい体を動かすことが少なくなってしまいます。その点、パン作りは「動く理由」になるので良いのではないかと思うのです。
今回焼いたのは、丸メッシュ型という網状の円筒形の型を使って焼いた食パン。紅麹の粉末を入れたのでピンク色です。
小麦粉は、北海道産の強力粉をお取り寄せしました。砂糖はきび砂糖ですが、糖尿病の自分のために、気持ち量を減らしました。食パンの場合、いつもは粉に対して5%入れていたのですが、今回は4%です。
パンは塩を入れないと味がマズくなりますが、砂糖は無くても大丈夫です。普通フランスパンは砂糖入れませんしね。
紅麹は、紹興酒などに使われる麹菌で、沖縄の豆腐ようの発酵にも使われています。血圧を調整する働きがあって、血圧を下げる効果があるということで、サプリメントとして飲まれています。また、天然の色素として、食品の色づけに使われていることもあります。
製パン用にはパウダー状になったのを使います。4%入れてみたのですが、思っていたより濃い色になってしまい、ショッキングピンクという色でした。特別な香りや味はないので、食べてもほぼ普通の食パンと同じ味です。
面白いことに、パンは同じ配合でも、成形によって味が全然変わります。丸ルメッシュ型は網状になっているので火の通りが良くて軽く焼き上がります。
スライスしてみると少しスダチが粗くなってしまったので、良い出来とは言えませんでしたけれど、丸い断面が面白いですからサンドイッチにすると良いかもしれませんね。
遊びに来た妹にも持たせたら喜んでくれました。「焼いたらもらいに来るから連絡して」とのことなので、また焼こうと思っています。
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