くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

 眼底のむくみを取るための注射:病気の話27

11月27日に眼科外来に行ってきました。

左目にむくみがあるということで、前回レーザー治療をしました。1ヶ月後に経過を見て、むくみが取れていれば良し、とれなければ次の治療を考えましょうということになっていました。f:id:kukiha-na:20170304144106p:plain

今回の検査の結果。レーザーを当てた部分のむくみはとれていましたが、レーザーが当てられない場所のむくみはとれていないということでした。

レーザーはそんなに何度も当てられるものではないので、もう限界。そのため、次の治療。目の中に直接むくみを取るお薬を注射する治療をすることになりました。

 前回の外来の時にも説明していただいていましたが、いわゆる高額治療になります。何でも、世界に1つしか作っている薬品会社がない「特効薬」なのだそうで、独占販売なんでしょうね。

でもまあ、保険も適応されるし、限度額認定の適用もしてもらっているので、なんとか費用を捻出して頑張ってみようということになりました。

この薬の効き目は、2~3か月ということで、効き目が切れたらまた打たなくてはなりません。でも、私の場合は、定期的に決めて打つのではなくて、目の状態をみて、必要な状況になった時に打てば大丈夫だろうということでした。

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目への注射

デリケートな目へ直接注射をするのは、腕などにする普通の注射とはわけが違いました。

最初に、薬についての効果やリスク等の説明を受けてかから、麻酔の目薬を点眼します。私の場合は3分ごとに全部で5回でした。

その後、処置室へ移動して、手術した時と同じような横幅が狭いベッドに仰向けに寝て、頭に医療用の帽子をかぶります。看護師さんが麻酔目薬をを追加点眼してくれました。

それから主治医が、注射を打つ目(左目)だけ穴があいた布を顔に掛け、目が閉じないようにテープ(?)のようなもので押さえます。oba.hatenablog.com

目の周りを消毒してから、「消毒の水がかかります」と目の中に液体が注がれたので、目の前が曇ってどんな状況なのかよく見えなくなりました。

「それじゃ、打ちます」と主治医。注射針が刺さるのが感じられました。ほんの1~2秒のことでした。

麻酔が効いているので痛みはありませんでしたけれど、刺さった一瞬は、気持ち的に、「痛い」と思ってしまいました。その感じをうまく言葉にできませんが、突き刺されるような鋭い痛みではなくて、鈍い圧迫されるような感じでした。

あとは眼帯をしてもらって終了。全部で10分もかからないくらいだったと思います。

その後30分くらいは目の中に軽い違和感が残りました。でも、さほど不快な感じではありませんでしたし、いつのまにか消えていました。

注射の後は

注射の後は、そのまま帰宅。普通に生活できますが、ばい菌が入らないように当日は入浴と洗顔禁止で、1週間は一日に4回、消毒の目薬を処方されました。

翌日、再び眼科外来へ行き、眼帯をはずしてもらい、異常がないか診てもらいました。

主治医によると、2~3日くらいで効いてくるということでしたが、翌日以降、体感として少し良い感じ。遠くが白くぼんやり見えていたものが、少しだけクッキリ見えるような気がします。

次の外来で、むくみがとれているかを診断してもらわないと正確なところはわかりませんが、なんとか良い状態になるといいのですが。(→病気の話28へ