くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

映画『ダンシング・ベートーヴェン』を観た感想

Amazonプライムビデオで『ダンシング・ベートーヴェン』を観ました。

故モーリス・ベジャールが振り付けたベートーヴェン第九交響曲のベジャールバレエ団と東京バレエ団の共同公演。音楽はズービン・メータ指揮のオーケストラという夢の舞台製作の裏側を描いたドキュメンタリー作品です。

 

バレエに関してまったく無知な私が見ても、人間の体というのは不思議な面白さがあるものだなというのが第一印象でした。

バレエダンサーの体が描き出すさまざまな形は、なんだか深いところに響いてくる感じがします。動物である人間の原始的なパワーを思い起こさせるような。おそらく、これがモーリス・ペジャールという芸術家の感性によるものなのかもしれません。

製作過程のドキュメンタリーなので、舞台全体を通して観ることはできず、リハーサルの切れ切れの部分部分だけの感想ではあるのですが、できれば本物の舞台を見ていたいと強く思いました。

モーリス・ベジャールのバレエ といえば、「ボレロ」が有名ですけれど。最初テレビでボレロを見た時は、こんなバレエの世界もあるのかと、踊り手の奇妙な動きに驚き、そして魅了されました。

その当時、白鳥の湖とか、くるみ割り人形とか、クラッシックなバレエのイメージしかなかったもので。

モーリス・ペジャールは日本の禅や歌舞伎などの文化にも造詣が深く、歌舞伎をテーマにした作品や、三島由紀夫の小説を元にした作品なども残しているそうです。

か機会があったら、全幕を通して観てみたい。そう感じさせる映画でした。