くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

CT撮影しながらお腹に針を刺す治療2回目と3回目:病気の話10

CT撮影しながらお腹に針を刺すという治療をして、ドレイン (管)でお腹に溜まった悪い物を外に出して、回復して行くと期待していたのですが、残念ながら熱は37度~38度を行ったり来たり、血液中の炎症反応も収まりませんでした。

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そのため、数日して、2回目の治療をすることになりました。

 2回目のCT治療

2回目も同じように、痛み止めをしてもらい、局所麻酔で受けました。しかし、何回やってもあまり良い気分のするものではありません。

治療中は、心電図、血圧計、酸素濃度計などを体に付けているのですが、緊張のあまり血圧は高くなるし、時々、息をするのを忘れて( 笑)看護師さんに何度も「深呼吸して」と言われるありさま。

この時は、途中で、(たぶん治療も終わり頃だと思いますが)CTが動作しなくなって、ストレッチャーに乗り換えて、別の部屋のCTまで移動するというハプニングもありました。

そして、終わった後は、CTの技師さんや看護師さんに付き添われて、ストレッチャーで病室まで戻るという経験をしました。戻った後は、すぐに一人でトイレに歩いて行けるほどダメージは少なかったのですけれどね。

2回目の治療で、お腹から出ているドレイン(管)が2本になって、抗生剤を点滴しながら回復を待っていたわけですが、なかなか良い状態にななりません。

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3回目のCT治療

そのため、3回目の治療もしたのです。さすがに3回目の時は、これでダメなら再手術かもしれないという恐れがあって、祈るような気持ちでした。

治療自体はいつもと同じでしたが、通常1時間くらいの治療が、2時間くらいかかったようです。お腹にあった1本目2本目のドレインは閉じて、新しい場所に1本のドレインが付けられました。

そして、この時は、ベッドのお迎えで、ベッドに寝て病室に戻りました。だんだん大げさになって行きます。でも実際は、主治医から「お昼ご飯食べられれば出せますよ」と言われるくらい元気だったのです。

さすがに直後に食べる気にはなれずお断りしましたけれど、食べる気があれば、食べられるくらいの状態でした。(→病気の話11へ)