くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

大根の煮物、大根が冷凍保存できるって知ってた?

今日の一枚の写真は「大根の煮物」です。

冬が旬ということで、伯母からもらう野菜にも、大根が増えてきました。

たくさん取れる時には一度に。巨大なのを10本、15本、いただくことがあって、毎日大根料理ということもあります。

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 それでも、日持ちするので、新聞紙に包んで野菜室へ入れておくと、かなり長いこと楽しめます。伯母に、大根が冷凍できることを聞いたので、昨年からは冷凍保存もしています。 

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おばさんは寒い日に電気炬燵に入るのか?

 寒くなって来ました、寒い日には炬燵に入ってみかんを食べつつテレビを見る。昔はそれが定番の家族団らんでした。

ブログタイトルにもしているくらいですから、炬燵でぬくぬく大好きなんですけれどね。今の我が家では、炬燵を使っているのは母1人だけなのです。

茶の間には電気炬燵をかけていて、テレビの前が母の指定席です。デイケアに行かない日は、ずっと一日中、炬燵に座ったり、横になったりしながら過ごしています。 

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でも、二階の夫婦の居室は、2年前に炬燵をやめてしまいました。私が家の断捨離をはじめたのがキッカケです。 

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クリスマス・萩原朔太郎:華やかな西洋文化への憧れ

萩原朔太郎の「クリスマス」を読みました。

青空文庫で読めます。→図書カード:クリスマス  底本は『萩原朔太郎全集第三巻』(1977年筑摩書房) 

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幅藁朔太郎は1996年(明治19年)生まれの詩人。日本近代詩の父と言われています。

 北原白秋の雑紙「朱樂」に詩を投稿、室生犀星、山村暮鳥とともに「人魚詩社」を立ち上げて雑誌「卓上噴水」を創刊。室生犀星とは2人雑誌「感情」を発行。詩集に『月に吠える』『青猫』等があります。

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山茶花・岡本かの子:愛憎を超えて夫婦関係を冷静に語る

岡本かの子の「山茶花」を読みました。

青空文庫で読めます。 →図書カード:山茶花 底本は『愛よ、愛』(1999年パサージュ叢書・メタローグ) 

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岡本かの子(1990-19939)は、日本の小説家、歌人、仏教研究家です。

少女の頃から和歌を詠んで新聞の文芸欄などに投稿していました。17歳で与謝野晶子に師事し、雑紙「明星」「スバル」に作品を投稿しました。小説家となったのは晩年です。

跡見女学校卒業後、漫画家の岡本一平と結婚しました。長男は画家の岡本太郎。夫の放蕩や、二人の強い個性がぶつかり合って結婚生活は破綻していて、互いの了解のもとで恋人と同居生活をしたり、奇妙な結婚生活を送ります。

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淺葉なつ作『神様の御用人』を読んだ感想

小説『神様の御用人淺葉なつ・著(メディアワークス文庫)を電子ブックで読みました。

ジャンルとしてはライトノベルになるのでしょうか。ライトノベルの中には、「今どき」すぎておばさんには読みにくい作品もあるのですが、読み応えのあるお気に入りもいくつかあって、この小説もその中の1つです。

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 淺葉なつは、第17回電撃小説大賞で目ディアワークス文庫賞を受賞。『空をサカナが泳ぐ頃』でデビューしました。『神様の御用人』はシリーズ化して現在6巻まで出ています。

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