くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

老化による肌のかゆみについて

老化による肌のかゆみについて調べてみました。 

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実は、寒くなってきた頃から背中がかゆくて、手がとどかないところなので、ちょっと困っていました。

 

鏡で確認してみても、赤くなっていることもなく、ポツポツ湿疹が出ているわけでもなく、見た目はなんでもないのです。

乾燥のせいかしらと予想はしましたけれど、我慢できないほどではないものの、常時かゆいので困惑しました。

老人性皮膚掻痒症

老化による肌のかゆみは、老人性皮膚掻痒(そうよう)症 と言うそうです。文字通り、老化によって起こってくるかゆみの症状です。

かゆみは、皮膚の表面にある神経への刺激が脳に伝わって起こり、湿疹などの発疹がある場合と、ない場合があるのですが、後者、肌に目に見える異常がないかゆみがある場合を「掻痒症」と言います。

老人性乾皮症 

肌に発疹のないかゆみみは、多く「乾燥」 が原因です。他に、内臓が悪い場合もかゆみみが出る場合があるそうです。

乾燥によるかゆみがある症状を「老人性乾皮症」と言います。

加齢とともに、肌で作られる保湿成分が作られにくくなります。皮脂腺の働きも鈍くなり、水分の蒸発を防ぐ皮脂膜が弱くなります。

そのため、皮膚表面の角質細胞から水分が逃げやすくなって、少しの刺激でもかゆみを感じるようになるのだそうです。

掻いてはいけない

痛みほどではないとしても、常時かゆいのは結構つらいものがあります。

でも、発疹がない状態のかゆみは、まだ初期症状です。

かゆいからといって強く掻いて肌を傷つけてしまうと、湿疹のような発疹がでたり、赤くなって炎症を起こしたり、悪化する場合がありますので注意が必要です。

 肌のかゆみをとるには

 乾燥による肌のかゆみを改善するには、当たり前ながら「乾燥を防ぐ」ことが大切です。

身近にできることでは、保湿効果のある乳液やクリームを塗って保湿すること。

塗る時はやさしく、強くこすらないように気をつけます。入浴後すぐに塗るのがより効果が高くなるそうです。

入浴は熱いお湯に長く浸かるのは良くないので、ぬるめのお湯に適度な時間、保湿効果がある入浴剤を入れるのも良いと思います。

また、洗うときにも、垢すりタオルなどでゴシゴシこすらないようにします。

特に冬など、暖房をつけていると部屋が乾燥しますので、加湿器などを使って乾燥を防ぐことも必要です。

いずれにしても、素人判断は重症化にもつながりますので、長くかゆみが続いて苦しい時には、早めに専門医のアドバイスを貰うべきだと思います。

 背中にクリームを塗るのは難しい

 私の場合、湯上がりにニベアのボデイミルクを愛用しています。

なんと言ってもリーズナブルですし(笑) あまりベタベタしないので気に入っています。

ただ、自分で背中に塗るのが難しいのですよね。夫に頼むという選択もあるのですが、毎日の事なので申しわけないですし。

そのため、「孫の手」(背中を掻くための棒状の道具)にガーゼを巻き付けて塗っています。

ネットでは、料理に使う「ゴムベラ」を使うというという人もいるそうです。

100鈞あたりで、塗りやすいグッズを開発してくれると良いのですけれどね(笑)