小野不由美の十二国記シリーズ(新潮文庫)最新刊が18年ぶりに出たと聞いて、早速購入しました。
『白銀の墟 玄の月』全4巻、途中で止まっていた戴国のお話だというので楽しみではあるのですが、私には、ひとつ問題が……
視力の関係で、文庫本の活字が読めません(汗)メガネはあるのですが、車の運転を想定して作ったものなので、遠くは見えるのですが、手元の小さい活字は読めないのです。
次回、眼科に行った時には、読書用メガネの処方箋を書いてもらおうかなとは思っているのですが、当面の間、本は読めなそうです。
一応、電子書籍化のリクエストは送っておいたので、いつか活字の大きさが調整できる電子ブックで読めるようになることを、待ち続けたいと思います。
十二国記は中華風の架空の世界を描いたファンタジー小説で、最初は講談社ホワイトハート文庫で少女向けの小説としてスタートしました。十二国記についてはこちら↛十二国記 - Wikipedia
私が持っているのは、このホワイトハート版で、断捨離でほとんどの本をリサイクルしてしまった中で、本棚に残してある数少ない文庫本の一つです。
目が悪くなっていない頃は、何度も読み返したものでしたけれど、ここに来て読めなくなってしまったとは、自業自得ながら寂しいものがあります。
加えて、断捨離実践者にあるまじきことながら、(読めもしないのに)新潮社の完全版で、全巻そろえてしまいました。大好きな小説が欲しいという愚かなファン心理とお笑いください(苦笑)
ともあれ、もうこのまま続きが出ないのだろうかとあきらめかけていた小説だったので、18年ぶりの新刊に喜びもひとしおです。
この後、オリジナル短編集の発行も予定されているということなので、楽しみが増えました。